自分自身がつくる『良い会社』『悪い会社』の基準!

2013年12月18日

本日、キャリアトレインの就職・転職サポート面談でお会いした女性は、
テレビ番組のアシスタントディレクター(AD)として某番組制作会社に半年間勤務していました。

ある派遣会社からの紹介で勤務していたそうなのですが、
たった半年で退職に至った理由は、ディレクターのパワハラでした。
半年間言葉の暴力を受け続け、やっと抜けだしたそうなのです。

この女性以外のADはほぼ1ヶ月程で退職するというめちゃくちゃ退職率の高い会社です。
彼女がこの会社に入る前、
派遣会社から「この会社は本当に良い会社だから」と言われたそうなのです。

え?どこが???

私は企業から求人の依頼を頂く際、必ず確認していることがあります。
それは『退職率』です。
どのくらいの入退社があり、どのような理由で辞めていくのか。

ハードな業界で知られているマスコミ業界では、
どの会社も定着率が良いとは言えません。
大手だろうと中小だろうと同じです。
その原因・理由を知っているのと知らないとではえらい違いです。

どこまで知ることが出来るのか限界はありますが、
出来るだけのことを確認した上で求職者(登録者)に伝えたいと思っています。

ただ、“良い会社” “悪い会社”の基準は人それぞれで、
客観的に判断出来ない部分もあります。

労働条件の過剰な劣悪さやパワハラ・セクハラは論外ですが。

例えば・・・

「厳しい先輩がいる」
⇒びしばししごいてくれて成長に繋がる
⇒怒られるのは嫌だ、優しい先輩がいる会社が良い

「ドキュメンタリー番組を作りたい」
⇒まずはバラエティ番組担当だけど制作実績もあるし将来は可能性がある
⇒ドキュメンタリー番組以外は遠回りに感じるのでしたくない

単純なことから将来像にせまることまで、
それぞれ感じ方や考え方が違うのです。

キャリアトレインでは、1人1人の求職者(登録者)にとっての、
“良い会社”“悪い会社”を1つずつ潰していくようにしています。

もちろん企業面接時にご自身でも確認して欲しいところです。
面接同行の際、私は求職者(登録者)に「聞いちゃいけないことはない」と言うようにしています。
せっかく直接企業に会って話せる機会です。
人材紹介会社の観点 と 自分自身の感覚 を重ね合わせて判断して欲しいのです。

自分にとって何を一番大事にして就職・転職を目指すのか。
ここをハッキリしておくと、会社選びや仕事選びの輪郭が見えてくるはずです。

 

PAGE TOP