何年でエディターやディレクターになれるのか?『環境』プラス『自分次第』で変わるイッチョマエへの道

2013年11月13日

 

「1年でエディターになれると聞きました」

先日、キャリアトレインの就職・転職サポート面談に来社頂いた、
映像編集希望のNさん(22歳男性)からの一言。

キャリアトレインの前に行った、
某人材サービス会社の面談担当者から言われた事らしいのですが、
「1年で」となぜ言い切れるのか?私は茫然としてしまいました。

某人材サービス会社とキャリアトレインは、
同じポストプロダクション(映像編集会社)の求人をNさんに案内したようなのですが、
だったら尚更、このポストプロダクションが1年でエディターにするなんて話は聞いたことがありません。

映像編集の経験を持っている方で、
即戦力!みたいな方ならありえるかも知れませんが、
Nさんは映像に関する知識も経験もまったくない方です。
しかも初めての就職になるので、社会人1年生でもあるのです。

会社によって方針は違うので、
「絶対に1年ではなれない」とは言いませんが、
エディターとして晴れてデビュー出来るのは、もう数年は必要になります。

「では何年でエディターになれるのか?」

一般的に言うならば、3年~5年というところです。


これは、映像制作の現場でも同じようです。

アシスタントディレクター(AD)からディレクターになるまで、
ADのうちから徐々にディレクター的な仕事を任されるようになり、
正式なディレクターデビューが待っています。

ただ、これも「何を持ってディレクターなのか?」
免許や資格を与えられるわけでもないので、
会社によって基準や考え方も違います。
本人がそう思ったらディレクターなんてこともありえます。

ディレクターとして転職活動をしても、
応募先企業にディレクターと認められないこともよくあります。

制作していた番組によってスタッフへの負担や役割が違う為です。
1年目のADで○○が出来るのに、3年目のADは出来ない。なんてことも。
そうなると経験年数ではなく、
どこだけ濃い・厚い・深い経験が出来る環境にいるのかが大事になります。

・好きな番組を制作しているから
・お給料が良いから
・休みがあるから

これらももちろん大事な応募理由にはなりますが、
数年後の自分を想像してから考えてみてはいかがでしょうか?

会社を選ぶ際に重要なのは、
『どれだけ自分が成長出来る環境なのか』を知ることにあります。

でも、バーっと求人を見ているだけではこんなことわかりませんね。

でしたら行動あるのみです!

うまく面接までたどり着けば、企業の担当者と話せるのです。

キャリアトレインのような人材紹介会社を間に入らせるのも手です。
どうしても企業には直接確認しづらいこともあります。
100%理想通りの会社なんて存在しませんが、
せめて自分で納得してから突き進むことが出来るならベストだと思います。

 

【ポストプロダクション(映像編集会社)の求人】ホンノ一部
「「しゃべくり007」「ザ!鉄腕!DASH!!」などの映像編集アシスタント募集!」
「【未経験者歓迎!】編集スタジオのデジタイズ(撮影した映像を取り込む)募集!」
「CS放送映像編集スタッフ募集!【契約社員】」

PAGE TOP