マスコミ業界未経験者からよく受ける就職相談に
「テレビ業界で働きたい」
「芸能界で働きたい」
と言った内容があります。

そこで何をしたいのかを尋ねると、意外と多い「よく分からない」の回答。
もしかして“何をするのか”より“どこで働くのか”の方が重要？

大手企業などでは「ジョブローテーション」と言って、入社後2～3年スパンでいくつかの配属先を経験させ、本人の適性を探っていくケースがあります。
また、入社後しばらくして会社へ部署異動の希望を出し、希望が叶えば新たな配属先でキャリアを積み直す事もあります。

ただマスコミ業界で働く場合、会社の選択肢は圧倒的に中小企業が多く、その場合、ジョブローテーションの制度もなければ、人手不足のために異動の希望もなかなか通らないのが現状です。

そう言った中で“この業界で働きたい”だけでは志望動機としてもかなり弱いですし、運良くどこかに入社出来たとしても、働く上での目標が見つからず、ちょっとしたきっかけで仕事を辞めたくなってしまう事が実は非常に多いのです。

マスコミ業界の“どこで働くのか”―
あくまできっかけとして、これもアリかも知れません。
ただ必ず“そこで何をしたいのか”、これをぜひセットで考えてみましょう。
もしこれを考えられないままマスコミ業界の求人に片っ端から応募しても、厳しいマスコミ面接はなかなか通過できないでしょう。
入社出来たとしても、そこはハードな業界です。
目標がなければ仕事の面白味も感じられず、ただひたすら辛いだけ…。

テレビ業界で番組制作をしたいのなら、目指すはプロデューサーやディレクターなど。
もちろんその入口はアシスタントディレクターですが、やりたい事が明確だったり目標をしっかりと持てているのか、はたまた楽しそうと言うイメージでテレビ業界の雰囲気を味わいたいだけなのか、同じ未経験者でもこの時点で両者には大きな差が出ていますね。

キャリアトレインでは“何をしたいのか”が明確に決まっていない方にはそれを考えるところからお手伝いさせて頂きます。
マスコミ業界に興味があると言う方はぜひご相談ください。

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