レスの早さが合否を分ける!!…事もあると言う話。

2013年6月17日

ビジネスでもメールのやり取りが当たり前のご時世。レスの早さである程度の熱を測る事も出来るんです!

熱を測ると言っても気温や体温の測定ではありません。

“意欲”だったり“やる気”だったり、人の気持ちの“熱さ”というもの。

例えば企業の選考において。

企業からの前向きな回答は早いタイミングで来る事が多いのです。
と言っても企業の選考には複数の担当者が絡む「段階」があったり、担当者によって返信のタイミングが違ったりもするので、もちろん一概には言えません。
まれではありますが、1週間経ってから「ぜひ次のステップへ!」と言われる事もあれば、速攻で「残念ながら…」と言われてしまう事もあります。

ただ、今は比較的売手の市場にあってどの企業も人材の確保には大なり小なり苦戦を強いられているため、採用したい人材だと感じれば早めにレスを頂ける事が多いのです。

以前当社からある企業へ候補者をエントリーした時のこと。
いつもは早いタイミングでレスをくれる企業が、5日待っても返事をくれません。
「これは・・・」若干不安になりながら、再度ご連絡。
企業からのレスで事情が分かりました。要はこうです。

「正直、この候補者にピンときていない」
「かと言って断るほどではない」
「出来ればもう1人2人別の候補者を見て、比較で決めたい」

少なくとも今の時点では、この候補者に対する採用意欲は決して高くありません。
そう判断し、この候補者には同時に別の企業の選考にも進んで頂きました。

企業側のレスの早さは選考における判断材料の参考にして頂ければと思います。

温度差を知る

一方で、求職者にも出来るだけ早いレスが求められます。

実際にあった例です。
ある候補者が企業の最終選考まで進みました。
企業側はノリノリで、即日採用の意向を示してくれました。
いつもは即レスをくれる候補者に、この件をメールで伝えたところ、1日近く待っても返事が来ません。
「現職中だし忙しいのかな」と思いつつ、携帯電話にメッセージを残します。
その後も企業からは「本人の反応はどうですか?」と連絡を受けました。
レスはそのさらに翌日の夜にありました。
「実は他で選考中の企業がありまして…」

聞けばまだ1次面接にも呼ばれていない段階。しかし選考結果を待って判断したいとの事。
ノリノリの企業に「少なくともあと1週間返事を待って欲しい」とはなかなか言い辛い状況です。
が、しかし!
返事を待っている企業に一刻も早く状況を伝えなければ、と翌朝連絡をしたところ既に企業の熱は半分くらいに下がっていました。

「それほどうちに対する志望度は高くなさそうですね」
「別の候補者にも一応選考に進んで頂きますので…」

こうなってくると仮に本人が入社したいとなっても、そうすんなりとはいかない恐れがあります。
もちろん条件交渉への影響も避けられません。

せめてすぐに連絡をくれていれば、もう少し状況は良かったのでしょう。
「入社したい気持ちは強いが、他で選考中の企業がありまして」
本人の熱意を伝えつつ、転職に対する慎重な姿勢を示す事が出来たかも知れません。

これはあくまでも一例ですが、
求職者からのレスの遅さが企業側のテンションを下げる事は実に多いのです。
例えばメールであっても、選考中は遅くとも翌日には返事をした方が良いでしょう。
選考中の身であるのに「メールを見ていなくて…」はもはや言い訳にはなりません。

企業に言いにく事情があったとしても、連絡を先延ばしにする事は絶対にNGです。
キャリアトレインでは、求職者と企業の間に入ってこう言った場合の調整も行っています。
ぜひお早めにご相談ください。

就職転職サポート

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