私は貝になれない?『言われなくなったら終わり説』はホント

2013年5月2日

元来、忍耐強くない私には悩ましいことがある。

何度言ってもわからない(直らない)方にそれ以上言うべきか、否か。

キャリアトレインの就職・転職サポートでは、エントリー書類の指導や面接対策を行っている。

それ以前に、希望する職種に適性があるのか、間違った認識を改めてもらったり、希望職種について理解を深めてもらう必要もある。

性格的に問題があったり、社会人としてのマナーが備わっていなければ指摘させてもらう。

ただ、人材紹介会社にとって求職者の皆さんも『お客様』なのである。

お金をもらうわけではないが、お客様に対しての接し方をしなければならないので、学校の先生や両親のような指導の仕方は出来ない。

物にはすべて言い方(言い換え)が出来るように、やんわりと失礼にならないように直してもらうこともある。

30歳過ぎの求職者の皆さんには特に気を付ける。
年上の方や、ご経歴をお持ちの方々に偉そうに話すことは出来ない。

ただ、目的は『転職成功』なのであって、ご機嫌取りではない。

目的に向かって一緒に進んでいく為に、耳の痛いこともお伝えすることもある。
ほぼ100%の方々が納得し、修正してくれるからありがたい。

大人の求職者は良い。

私を悩ますのは20代の若者たちだ(笑)

若者にだって自尊心はある。
若者と言っても20年以上生きているわけだ。

社会人経験10年近い方だっている。

まだ、良い。
社会人経験者は・・・。

最近の実例で言えば、やはり目立つのは新卒だ。

手前みそだが、キャリアトレインを訪れる新卒はなぜかレベルが高い。
学歴が高いとかではなく、本当に色々と考えているし、人間性も好感が持てる方ばかりだ。
その証拠として、ほとんどの新卒が就職を決めている。

ただ、中には困ったさんもいる。

例えば、メールの基本マナーが出来ていない方には、わかってもらう為に、こちらからはコテコテのビジネスメールを送る。
それでも合わせて来ない。
題名も挨拶も名前もないメールを平気で何度も送って来る。
内容でわかるが、1日に何十人とメールのやり取りをしている身には面倒になる。
こんなことはホンノ一例だ。

総合的に考えると、「わかった風」の方が一番やっかいだ。

何を言っても、「わかってます」「知ってます」と言う。

業界のことを知ったかぶりする。
社会の厳しさをわかっていると言う。

「何でわかるね~ん」と心の中で叫ぶ。

色々と出来ていないからと言って捨て置けるわけでもなく、全員に就職してもらいたい。

毎日毎日、わかってもらう為にあれやこれやさせてもらう。
それでも一向に直らない方が現実にはいるのだ。

口うるさいババァだと思われてるのかなぁ。
でもまだ付いてきてくれているし・・・。

いやいや、ここで折れてはならん。
絶対に就職させてやる!!(メラメラ)

先輩や上司に好かれないタイプはだいたい鈍感。

相手の言わんとすることや、何を期待しているのかを感じるようにして欲しい。

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≪石川かおり≫

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