20代で身につけておきたい5大スキル!異業種への転職も可能に
世代によって身につけるべきスキル(必要とされるスキル)は異なります。
業種・職種により求められるスキルは大きく変わるので、一概に「○○代だから○○ができなくてはならない」というわけではありませんが、一般的なビジネススキルとして世代によって身につけておきたいスキルはあります。
ただ、変化の速いVUCA時代では、せっかく身につけたスキルも瞬く間に通用しなくなることもあり、世代に囚われず常にスキルを高めていく必要があります。
ビジネスに必要なスキルは大きく分けて3つあります。
①テクニカルスキル(業務遂行能力/専門的能力)
②ヒューマンスキル(対人関係能力)
③コンセプチュアルスキル(概念化能力)
どんなスキルなのか細分化すると。
①テクニカルスキル(業務遂行能力/専門的能力)
仕事をするうえで必要な知識や技術のことです。
・ビジネスマナー
・PCの操作能力
・自社商品などの知識
・文書作成能力
・PDCAサイクル(業務遂行プロセス)を回す
など。
社会人として身につけておくべき基本的なスキルから、業種・職種特有の専門スキルもあります。
②ヒューマンスキル(対人関係能力)
他者と良好な対人関係を築き、仕事を円滑にするために必要な能力のことです。
・コミュニケーション能力
・ヒアリング能力
・交渉力
・プレゼンテーション能力
・リーダーシップ
など。
世代や役職によって求められるヒューマンスキルは高くなりますが、新卒から経営層まですべての世代で必要とされるスキルです。
③コンセプチュアルスキル(概念化能力)
物事の本質を見極める能力とされ、上位職(マネジメント層)になるほど必要なスキルです。
・物事の本質を捉える能力
・論理思考力
・問題解決力
・応用力
・俯瞰力
など。
組織を動かし、チームの進む方向性を定めることができる能力です。
世代に置き換えると、①からスタートして②③と順にスキルを上げていくイメージです。
20代で身につけておきたいスキル
20代で上位スキルを求められることは考えにくいのですが、とは言え、ただ年齢を重ねれば③コンセプチュアルスキルのようなスキルが自然に身につくはずはありません。
その世代世代で身につけるべきスキルを着実に身につけていくことが大切です。
それでは、キャリアトレインの就職・転職サポート登録者で一番多い世代の20代は、どういったスキルを身につければよいでしょうか。
ここでは、『就職・転職』に必要なスキルを見ていきたいと思います。
まず、20代(半ばくらいまで)のうちは、特にスキルを持っていなくてもポテンシャルを見てもらえます。
これからスキルを身につけ、活躍できる人材であればよいのです。
①テクニカルスキルは働きながら身につけることができ、意欲・熱意などが重視されるのが20代です。
最初はスキルなしでも通用するとして、20代のうちに身につけておきたいスキルはたくさんあります。
そのなかでも、以下の5つは特に意識したいスキルです。
1.ビジネススキル
2.対人スキル
3.資料作成スキル
4.情報収集スキル
5.デジタルスキル
その他、人間性や仕事への向き合い方など、確立している必要はありませんがベースができるのも20代です。
20代のうちは異業種・異業界・異職種への転職が可能です。
しかし『未経験者可』の求人であっても、社会人・ビジネスパーソンとしての基礎となるスキルは身についているものとみなされます。
転職先に持っていけるスキル、『ポータブルスキル』をを身につけておきたいところです。
↓20代後半になるにつれ【専門スキル】を意識!↓
「私は○○ができる人」という武器を持っていると、30代になった時の選択肢が広がります。
ポテンシャル採用が期待できる20代と言っても、スキルがない(足りない)ことを意識していないと、自己理解不足により採用に至らない、もしくは転職後にアンマッチとなる可能性があります。
自分の持っているスキルが通用するのかわからないなど、転職の際に不安に思うこともあるかと思います。
何がアピールできるのか一緒に考えていきましょう!
<石川かおり>