転職でも必須!面接官の心を掴む【自己紹介】事前に準備したい4つの項目
面接官「自己紹介をしてください」
中途採用(転職)の面接でも、最初に『自己紹介』を求められることがあります。
類似の質問で、下記のようなことを求められることも。
「自己PRをしてください」
「あなたの性格を一言で言ってください」
「あなたはどんな人ですか?」
質問のニュアンスに違いはあるものの、面接官の意図は同じようなものです。
【質問の意図】
・応募者の緊張をほぐすため
・印象の良い表情や態度、話し方か
・自分自身のアピールポイントを理解しているか知りたい
・要点を絞って完結に話すことができるのか
・応募者の経歴やスキルを簡単に把握するため
「自己紹介をしてください」という質問は、これだけのことを確認されてしまうので本当に侮れません。
応募者は「どんな人なのか」を知る手がかりを『自己紹介』で求められるのです。
ですが、応募者の皆さんを見ていると、あまり効果的とは言えない『自己紹介』をしてしまう方が多く見られます。
「氏名」
↓
「出身校」
↓
「社名」
↓
「職種(何の仕事をしているか)」
↓
「締めの挨拶」
大体皆さんこんな感じ。
時間にして10秒程度。
基本は抑えていますが、履歴書をチラッとでも見ればわかることのみです。
これでは「どんな人なのか」がさっぱり伝わってきません。
『自己紹介』は応募書類では伝わりづらい、自分の良さや特性、意気込みなど伝えるチャンスとなる質問なのです。
何の印象も残らない時間にしてしまっては、もったいない!
自己紹介は準備できる!
面接対策の中でも、『自己紹介』は確実に準備できる回答になります。
<自己紹介で伝える項目>
①プロフィール
「氏名」「出身校」など
②現職または前職について
「社名」「役職」「職種」など
③アピールしたいこと
「特徴」「良さ」など、エピソード(根拠)を交えて話す!
④締めの言葉
「挨拶」「意気込み」など
基本の流れの中に「③アピールしたいこと」を加えることで印象づけることができます。
応募している業種や職種にまったく関係ないエピソードではなく、繋がるように伝えることがポイントです。
「③アピールしたいこと」のポイントは!
■具体的に
■簡潔に
■20秒以内に(文字にすると250~300文字くらい)
気をつけたいのは、、、
×簡潔になり過ぎて物足りなくなる
×盛り込み過ぎてアピールしたいことが薄くなる
×応募業種や職種に関係ない内容を話す
自己紹介に対して、面接官からツッコミが入ったり、会話のきっかけになったりするような質問が飛ぶかもしれません。
準備してきた内容を伝えることに意識が向くあまりに、その後の会話がいまいち盛り上がらないようでは、せっかくのアピールも形だけになってしまいます。
臨機応変な対応が取れるように、取り繕った自己紹介ではなく、自分の言葉で本当の気持ちが話せるよう準備をしてみてください。
<石川かおり>