【2023年上半期】若手人材の採用が増加！コロナ後に動き出す人材ニーズと第二新卒
2023年上半期（4月～9月）の転職市場は、求人が増加しコロナ前の水準まで戻る見込みがあります。
エンターテインメント業界でもエンジニア、クリエイターの求人が増加する見込みで、すでに増加の兆しは年末あたりから顕著になっています。
ただでさえ、1月～3月は1年の中で最も採用が活発になる時期と言えます。
時期的なことに加えて、コロナ後の求人状況回復が見込まれ、全業界で転職のチャンスが生まれています。
特に20代の中途採用の数は拡大傾向で、第二新卒と呼ばれる若手人材の採用には各社積極的になっています。
コロナ禍が理由になっている例としては。
■コロナ禍で採用活動を中断していた企業が採用を再開
■新卒時にコロナ禍が直撃した25歳以下の人材にターゲット
■コロナ禍で新卒採用が当初の計画通りにいかなかった
コロナ禍以前からの課題に加えて、若手人材を採用したい理由としては。
■慢性的な人手不足
■前職に染まりきっていない柔軟な若手を求めている
■新卒採用の市場競争が激化している
■将来を担う人材を育成したい
■年収レンジが高くないので採用しやすい
などなど。
企業が若手人材の採用を強化する理由はたくさんあります。
さらに、20代にとっては【転職】は身近なもので抵抗もなく、企業も価値観を共有し、優秀な若手人材の獲得に乗り出しています。
企業だけではなく、20代の若手人材当人たちの動きにも注目が集まっています。
新卒就職をやり直すには
第二新卒を中心とした20代の皆さんも、就職先を見直す方が増加しています。
特に新卒時にコロナ禍が直撃した20代前半の皆さんは、「新卒就職をやり直したい」と考える方も少なくありません。
不首尾だった新卒時の就職活動のやり直し、社会人経験を経て初めての転職となる20代の皆さんは、まず何から始めるべきでしょうか。
まずは3つを整理してみましょう！
①仕事でやってみたいこと
②どんな仕事をやってきたのか
③今の会社を辞めたい理由
いわゆる【自己分析】で見えてくることですが、この3つをざっくり考えることが転職活動のスタートとなるかと思います。
その上で実際に行うことがあります。
■希望する仕事に就くにはどうしたら良いか調べる
■職務経歴をWordなどの文書で1ページに書き出す
■給与や働き方などの希望する労働条件に優先順位をつける
■希望転職時期から逆算してスケジュールを立てる
細かく言えば、転職活動ですべきことはまだまだありますが、これらの軸が整えばあとはある程度流れに乗ることができるはずです。
そうは言っても、初めての転職または社会人経験が浅い第二新卒・既卒の方には、転職活動を個人で行うには限界や不安が出てくることも。
希望する業界に詳しい転職エージェントを利用すると、必要な情報が得られるのでとても効率的です。
是非一度試してみることをおすすめします！
＜石川かおり＞
