新卒入社直後から転職活動開始!?入社はゴールではないから

2022年7月11日

転職サイト「doda」の発表によると、入社直後(4月)にサイトへ登録した新社会人は過去最多となりました。

2011年と比較すると約28倍にまで増加したそうです。

入社直後にもかかわらず、転職サイトに登録する新社会人が増えている要因として、以下のようなことが考えられます。

○「はたらく価値観」の変化
複数社で経験を積み、キャリアアップを目指す

○2022年度卒はコロナの影響が多大
新型コロナの感染拡大により先行き不透明に

○入社をゴールとしていない
入社直後から今後のキャリアを考える人が増加傾向

終身雇用制度の崩壊や人生100年時代の到来など、「転職は当たり前」となった時代を生きる若者世代には、入社直後だろうと次を見据えるのは自然なことなのかもしれません。

「大卒3割」

これは、新卒入社後3年以内に、約3割が離職することを言います。

随分前から言われていますが、最新の発表では『新規大卒就職者31.2%』となりました。

出所:厚生労働省の「新規学校卒業者の就職離職状況調査

前年から1.6ポイント減となりましたが、「コロナ禍で人の流れが止まったことや先行きの不透明感」「国による雇用維持政策等」が要因のようです。

新卒が早期離職するのはこんな理由が挙げられます。

<新卒が辞める理由ベスト5>
①人間関係に馴染めない
②成長が望めないと思った
③長時間労働や休日への不満
④仕事が自分に合わない
⑤待遇や福利厚生が悪い

退職理由は様々あれど、新卒入社後3年以内に離職すると、いわゆる「第二新卒」と呼ばれる枠に入ることになります。

「第二新卒」の特徴

「第二新卒」の定義は、各教育機関を卒業して就職後3年未満の求職者のことを言います。

採用企業から見ると、「第二新卒」を下記のように考えます。

①基本的なビジネスマナーが身についている(教育コスト減)
②若手人材を採用したい(第二新卒の需要は高い)
③柔軟性の高さを期待できる(仕事にやり方が凝り固まっていない)

しかし、「第二新卒」として転職する際には、メリット・デメリットの両方があります。

<メリット>
・未経験職種にもチャレンジできるなど、広く転職先を選べる
・切り替えを早くすることで、むやみに時間を過ごす必要がなくなる
・第二新卒を積極的に採用する企業は多い

<デメリット>
・「採用してもすぐに辞めるのではないか」と思われる
・短期間で仕事を変えるとスキルが身につかなくなる
・経験が浅すぎる場合「即戦力」とは言えない

「第二新卒」に限らずですが、早期の離職・転職に対して良いイメージを持っていない企業もたくさん存在します。

転職が当たり前の時代になったとは言え、納得感のある退職理由が必要です。

数ヶ月で辞めても「第二新卒」?

入社してから数ヶ月で辞めても「第二新卒」扱いになります。

就活中の「第二新卒」を対象にしたアンケート調査でも、「半年以上1年未満」で辞めた方が最多となりました。

早期離職には、会社に問題があることも多々あります。

精神的や体力的に限界がくる前に決断することは決して悪いことではありません。

しかし、早期離職した「第二新卒」には必要なことがあります、

■社会人1年目が身につけるべきことが身についているか
・基本的なビジネスマナー
・PCスキル(Excel、Word、PowerPointなど)
・タイムマネジメント力(時間管理・タスク管理術)
・社内外でのコミュニケーションスキル
・課題や問題解決力 など

■今後のビジョンはあるのか
・何がしたいのか、転職の目的をはっきりさせる
・目標のためにどう動くべきかを明確にする
・志望動機や自己PRに反映させる

■自己分析を繰り返す
・企業選びの条件を整理(譲れないことを明確にする)
・仕事に就いた経験からどんな仕事が向いているのか判断する
・自分の能力に見合う仕事や企業を選択する
・ビジネスで活きる強みを見つける

ただ単に今の仕事が嫌で転職をしたと思われないように計画性も見せられると良いと思います。

新卒で入社した会社を早期で辞めることになっても、それは決して失敗ではありません。

社会勉強になったと、前向きに捉えるべきです。

今後、どう立ち向かうかが重要であって、過去を嘆いても仕方がありません。

今後のキャリアに関して不安なことがあれば、どうぞお気軽にご相談ください!

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<石川かおり>

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