採用担当者が会いたくなる応募書類!書き出す前の手順がポイント

2022年6月13日

キャリアトレインの転職サポートでは、履歴書と職務経歴書などの応募書類の書き方についてもアドバイスしています。

応募書類の作成について、自信を持っている方はほとんどいません。

「これでいいのかな?」という不安を抱えつつ頑張って作っています。

・初めての転職で、どう書いたらよいのかわからない
・これまでの経験をどうアピールしたらよいのかわからない
・志望動機や自己PR文の書き方がわからない

などなど。

転職の応募書類は、就活時やアルバイトで提出するものとは内容が異なります。

ただ必要事項を埋めているだけの応募書類では味気無さを感じます。

企業(採用担当者)は、応募書類のどんなところをチェックしているのか?

読み手目線になって考えてみましょう。

書類選考を通過する応募書類を作るために

いきなり応募書類を書けばよいのではなく、作成には手順があります。

まず応募書類を作る前に、以下についてしっかり考えること。

①転職して叶えたいこと(現状に不満があるなら洗い出す)
②数年後どうなっていたいのか(将来のビジョン)
③今の自分の状況を整理する(何ができて、何ができないのか)

その次に、以下について収集します。

①企業選び(どんな会社があるのか)
②企業のニーズ(どんな人を求めているのか)
③入社後のイメージ(働き方など)

ここまできて、ようやく作成に取り掛かります。

ビジョンも情報もないまま、いきなり応募書類を書こうとしても、体温を感じない書類になってしまいます。

応募書類を作成する際のマナーやテクニックの前に、転職の目的をはっきりさせる必要があります。

応募書類で採用担当者がチェックするところ

転職の目的の整理や情報収集が済んだら、いよいよ応募書類作成に取り掛かります。

採用担当者の視点で考えると、注意したいポイントがいくつかあります。

×空白が多い→自分に合った用紙(雛形)を選ぶ
×誤字脱字がある→記載漏れにも注意
×字が汚い→パソコンで作成しましょう
×熱意を感じない→志望動機が通り一遍のものなど
×文章がわかりにくい→読みやすさを意識
×情報が少ない→確認しないとわからないことばかりではNG
×情報が多すぎる→アピールしたいことが多くても読みやすさを意識
×履歴書と同じ職務経歴書→履歴書で不足していることを補う
×内容に矛盾がある→言っていることとやっていることが違うのは不信を招きます
×中退や退職の理由が書いていない→前向きな印象になるよう記載

採用担当者は応募書類から、まずは「募集要項に当てはまっているか」を見ます。

そして、たった1~2枚の応募書類から、「戦力になるか」「定着性があるか」「社風に合うか」などを判断するわけです。

応募書類だけでは判断が難しい場合は面接してみないとわからないものですが、そのためには会いたくなる応募書類かどうかが重要です。

読み手のことを考えた説得力のある応募書類を作成してみましょう!

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<石川かおり>

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