1日(24時間)以内がデッドライン!メールの返信が遅い人はデメリットしかない
「有能な人ほどメールの返信が早い」
これには全力で同意です。
四六時中パソコンやスマホに張り付いているわけではないので、即レスが良いとは言いませんが、活動時間内(企業の場合は営業時間内)でなるべく早く返信するのがマナーです。
仕事のメールでいつまでに返事が来ないと「返信が遅い」と感じるか(急ぐ場合を除く)というアンケート調査では、下記のような結果になりました。
第1位:「1日(24時間)以内」37.95%
第2位:「2日(48時間)以内」18.62%
第3位:「4時間以内」7.31%
第4位:「1時間以内」7.06%
第5位:「2時間以内」6.39%
情報元:日本ビジネスメール協会
一般的には、「1日((24時間)以内」で返信するのが常識とされています。
コロナ禍を境に、仕事でメールを利用することが増えています。
対面でのコミュニケーションが減った分、メールで伝えることの精度が求められるようになりました。
内容はもちろん大切ですが、「早く」返信することもビジネススキルの1つです。
ましてや、就職・転職活動中ならば尚更です。
メールの返信が遅い(しない)とデメリットしかない
応募企業やキャリアトレインのような人材紹介会社からのメールは常にチェックする必要があります。
しかし、キャリアトレインの就職・転職サポートの登録者でも、物凄く返信が遅い人、結局返信をくれない人はいます。
「そういう人」と割り切ることもできますが、就職・転職をサポートさせていただいているので切り捨てることはできません。
また、サポートのどの段階でのメールなのかも重要です。
□就職・転職サポートへの応募段階
□求人の案内段階
□登録後の状況確認段階
この段階でのメールならば、求人企業を巻き込んでいないのでキャリアトレイン内で収まります。
本当に困るのは下記のような段階でのメールです。
■書類選考中のやり取り段階
→企業から応募者への質問がくることがあります。早く返事をしないと熱意を疑われてしまいます!
■面接設定の段階
→面接に呼ばれたのに、日程希望日の返事が遅いと企業側の採用熱が冷めてしまう可能性があります!
■面接日程確定段階
→面接日程の連絡をしても返信がないと確認いただけたのか不安になります!
■面接後のフィードバック段階
→面接後、応募者の感想を企業側に伝えることで再度意欲をアピールした方が効果的です!
■内定後の意思確認段階
→内定後、迷っていたとしても一報を入れなければ内定取り消しになってしまうかもしれません!
もっと細かく言えば、就職・転職サポート中にメールの返信がないことで困る場面はまだまだたくさんあります。
メールの返信が遅い(しない)ことでキャリアトレインが困るというよりも、そもそも登録者(求職者)の皆さんにとってデメリットしかありません。
メールの返信が遅い(しない)人
キャリアトレインの就職・転職サポートの登録者は、ほとんどの方がメールはきちんと返してくれますし、遅くても翌日中までには返信していただけます。
しかしここ最近、たまたま立て続けにメールの返信がない登録者がいて困っていました。
全員が企業を巻き込んでからの音信不通状態となったため、どう理解したらよいものか。
一番困っているのは2022年卒の新卒の登録者なのですが、企業面接後の感想を確認しようにも無視され。
企業からは二次面接の案内が届いているのですが、意思確認ができないので保留状態です。
面接を受ける前から、レスはめちゃくちゃ悪いのですが、メールを無視ってどんな意図???
この新卒を企業に推薦したことを後悔し始めていますが、まだ何か理由があるはずだと信じています!
転職エージェントからのメールに返信が遅い人(しない)はこんな理由が考えられます。
・就職や転職が決まったので用なし
・本命の企業で決まりそうなので保留にしておく
・どう返信しようか考えていて時間が経ってしまった
・断りづらい、言い出しにくい
・電話して話そうと思った
・「はい、了解」と自分の中で完結し、返信の必要がないと思った
・何をするにも遅い
・メールを開封していない
・メールの返信の重要性を理解していない
・返信しようとして忘れてしまった
その他にも、仕事が忙しくて転職活動ができないとか、家庭の事情で転職活動を中断しているなど、人それぞれ色々な理由があると思います。
その一言を、相手をやきもきさせる前にメールで伝えることができるかどうか、信頼される人間になるためには必要なことではないでしょうか。
<石川かおり>