「会社を辞めたい」と悩んだ時もキャリアトレインのサポートへ

2021年3月29日

一般的に「会社を辞めたい」と思う理由は、下記のようなことが上位を占めます。

1.給与への不満
2.業務過多・労働環境
3.人間関係
4.仕事内容
5.評価制度

その他、家庭の事情や別の業界に挑戦したいなど個人的な理由はありますが、会社に対しての不満が多くを占めています。

キャリアトレインのサポートを利用して就職・転職をした元登録者から、「会社を辞めたい」と相談を受けることがあります。

会社の上司や同僚には相談しづらい、家族に相談しても仕方がない、などなど。

就職・転職時にかかわった人材紹介会社は、退職相談時も適任です。

就職・転職サポート時に個人の事情や希望を把握しているからこそできるアドバイスもあるからです。

就職・転職してからも相談をいただけるのはどんな状況でも嬉しいのですが、どうアドバイスすればよいかは毎回悩みます。

話を聞いて、明らかに辞めてもよいと思うこともあれば、ここは踏ん張った方がよいと思うこともあります。

また、その方の個別の事情を鑑みて考え直した方がよいと強く思うこともあります。

ずっと慰留するわけではなく、少しの間なのか、タイミングを見計らってなのか、一人ひとりの最適な時期があります。

2パターンの退職相談に答える

「会社を辞めたい」と元登録者からの相談は2パターンあります。

①もう決めている
②まだ決めていない

「①もう決めている」パターンの場合、下記のような理由があります。

・怒り任せ(衝動的)
・体力限界(体調不良)
・精神的にしんどい
・孤立感に耐えられない
・他の道を見つけた

体調不良や精神状態が悪化している場合、引き留めることは危険ですが、その他は熟考の余地がある場合もあります。

しかし、私の経験上、「辞める」と本人が決めている場合、どんな状況でも覆すことは難しい印象があります。

ただ、キャリアトレインに相談に来てくれる方は「会社は辞めたいが仕事を辞めたいわけではない」という方が多く、前向きではあります。

勤務期間や退職理由にもよりますが、キャリアトレインとしては元登録者の第2の選択を応援したい気持ちで接しています。

「②まだ決めていない場合」は、下記のような理由があります。

期待を込めた「~かもしれない」が、退職意思を留まらせています。

・交渉すれば待遇がよくなるかもしれない
・次がすぐに見つからないかもしれない
・配属先を変えてもらえば人間関係がリセットされるかもしれない
・すぐに辞めると転職先への印象が悪くなるかもしれない
・繁忙期を乗り切れば楽になるかもしれない
・何年か我慢すれば状況は変わるかもしれない
・今、自分が辞めたら職場に迷惑をかけるかもしれない

「転職すればすべて解決!」というわけにはいきません。

「~かもしれない」と想像することはとても大事で、今いる場所で少しでも成長できる道を探すのも賢い方法です。

誰だって1度や2度(もっとたくさん)「会社を辞めたい」と思うものです。

そんな時に整理して考えて欲しいのは「なぜ仕事を辞めたいのか?」ということです。

理由を自分自身がきちんと認識していないと、次に行っても同じことになってしまうかもしれません。

ただ、独りよがりの考え方になってしまうこともありますので、客観的に考えることができるキャリアトレインを利用するのは大正解です。

元登録者に限らず、「会社を辞めたい」と悩んでいるすべての方に少しでも手助けになれたらと思います。

就職・転職サポート応募

<石川かおり>

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