内定承諾前に知りたいことは人材紹介会社で解決

2021年2月17日

転職サイト「bosyu Jobs」を運営するキャスターが「内定承諾時の納得度」に関するアンケートを実施した結果、、、

約6割の求職者が、「内定承諾前に知りたいことを企業に納得できるまで聞くことができなかった」と回答しました。

<納得するまで聞けなかった理由>
第1位:「聞けるようなタイミングや雰囲気ではなかった」55.6%
第2位:「自分の転職基準・軸ではなく、その時は気にしていなかったから」(38.5%)
第3位:「知る術が思いつかなかったから」(22%)

では内定承諾前にどんなことを知りたかったかというと、、、

<内定承諾前に知りたいこと>
第1位:「給与、給与制度」(66.7%)
第2位:「配属部署、チームメンバー」(65.4%)
第3位:「働き方(リモートワーク、残業)」(62.1%)

「内定」だけ出して、その他細かい雇用条件などは後で、という企業は実はとても多いのです。

電話やメールで、「採用」を知らされて終わりという企業もあります。

求職者の意向があればそのまま入社に向けて動き出すわけですが、条件提示はいつどこで?という感じです。

電話やメールでの通知後、「内定確認書」「採用通知書」などの書類を発行する企業はもちろんあります。

ただ、給与などの条件は記載せず、「採用となりました」ということだけが記載されている書類もあります。

その後、細かい労働条件が記載されている「労働条件通知書」「雇用通知書」などを発行してくれたらよいのですが、入社後ということも多々あります。

労働条件を書面で通知するのは企業の義務ですが、それが内定直後(同時)なのか、内定承諾後なのか、はたまた入社後なのか。

企業によって対応はバラバラなのが実情です。

内定承諾前に確認すること

本来ならば内定を承諾する前に企業に確認すべきことがあります。

■入社日
■所属部署
■給与
・月収なのか年俸なのか
・賞与
・昇給
■手当
・通勤交通費の規定
・時間外手当
・住宅手当など
■休日・休暇
■試用期間(本採用時との差があるのか)
■勤務時間(残業など)
■福利厚生
・社会保険(労災保険・雇用保険・健康保険・厚生年金保険)
・退職金の有無など
■契約期間(正社員以外)

最低でもこれらのことは内定承諾前に確認しましょう。

休日や残業時間など、書類上に記載されていないリアルな状況こそ、必ず確認が必要です。

ただ、これらのことを内定前に確認するのはリスクだと求職者は思わざるを得ません。

内定後でもタイミングや心証を気にしてなかなか確認できないものです。

そこでキャリアトレインの人材紹介会社の出番です。

人材紹介会社を利用して解決

キャリアトレイン経由で企業面接を受けて登録者(求職者)に必ず言うことがあります。

「給与以外のことは何でも質問してみてください」

給与については面接官が設定するわけでもなく、答えづらい質問になります。

面接後、内定前提で給与の提示がありますので、キャリアトレインが間に入って調整や交渉を行います。

ただ、面接の中で希望給与や前職給与を聞かれることはありますので、答えは用意する必要はあります。

面接では自己PRのほかに、「何か質問ありますか?」という逆質問タイムがほとんどの企業であります。

その際に、上記の「内定承諾前に知りたいこと」をクリアにして欲しいのです。

それでも何となく聞きづらいことや、「休みや残業のことを聞いてやる気がないと思われたらどうしよう」と思うこともあるかと思います。

面接で聞くことができなくても心配ご無用です。

気になることはすべてキャリアトレインが企業に確認します。

入社を前向きに検討していることが伝わる聞き方をしますので、心証が悪くなることはありません。

そもそも企業面接を受ける前に、ある程度のことはクリアにしてから進んでいただくので、面接で聞いてビックリ!ということもほとんどないとありません。

応募企業の採用担当者には言い出しづらい年収や待遇の交渉、入社日の調整なども人材紹介会社が代行します。

内定承諾時にもやもやすることのないよう、人材紹介会社を利用してみるのも方法ですね。

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<石川かおり>

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