第1志望の会社に入れなかった!そこから始まるサクセスストーリー
希望する業界や会社に入れなくて卒業ギリギリまで就活を続ける学生。
本当は別の仕事がしたくて悩んでいる社会人。
キャリアトレインの就職・転職サポートには、第1希望ではない業界や会社に就職した方から毎日多くの相談が寄せられます。
特に3月に学校を卒業する2021卒の学生の場合、「希望する業界から内定を得られなかった」ことで夢が絶たれたかのような気持ちになる方もいます。
すでに社会人としてどこかの会社で働いている方も、「仕事に興味がなくてつらい」と言います。
希望が叶わず、不安に思ったり毎日がつらいという気持ちはわかりますが、今置かれている状況は決してマイナスにはならないことをわかってほしいと思います。
・社会人としてのベース(基礎)を養うことが出来る
・社会人経験は転職時に有利(組織に属すことで信用になる)
・PCスキルなど、給与を貰って覚えることが出来る
・入りたい業界や仕事について調べる時間が作れる
・転職によって転居費用などが掛かる場合、貯金が出来る
・今の仕事で得られる経験を評価される(例:営業職から芸能マネージャー)
・社会人経験を積むことで、転職先の選択肢が増える
本来希望する業界や仕事ではなくても、社会人として働くことでこれだけのメリットが挙げられます。まだまだあるはず。
社会人としてきちんと働いていた経験はマスコミ・エンタメ業界への転職でも“活きます”!
これは多くの転職希望者をサポートさせて頂いている中で感じることです。
何よりも、「不満から抜け出す転職」ではないことが大切です。
自分が向かっていきたい方向に進むために会社を乗り換える(転職)ことは自然なことです。
自分の置かれた状況に悲観せず、前向きに行動・考えることで乗り換えがスムーズにいきます。
転職(乗り換え)成功で第1志望へ
キャリアトレインの転職サポートでは、下記のように見事“乗り換え”に成功した方々がいます。
■20代で3回転職!憧れの音楽業界へ
一般的に、転職回数が多いと新たな転職先を探すのに苦労する方も多いものです。
マスコミ・エンタメ業界ではプロジェクトごとに職場をかえたり、あちこちの場所で活躍することが決してマイナスではないこともあります。
次々と増える人脈で業界内を渡り歩く方もいます。
大阪府出身のTさん(現在28歳)は、「音楽に関わる仕事がしたい」という気持ちを持ち続け、昨年夢を叶えました。
20歳~23歳:専門学校卒業後、地元の一般企業に営業事務として就職。
23歳~25歳:番組制作会社にADとして転職。
25歳~26歳:芸能プロダクションにデスクとして転職。
28歳~現在:大手音楽事務所にアーティストマネージャーとして転職!
番組制作や芸能プロダクションでのスキルや経験を身につけ、仕事現場での人脈も活かし、音楽に関するあらゆる事業を行っている会社に転職することが出来ました。
■会社をかえて番組プロデューサーに
大学卒業後、テレビ番組制作会社に入社したOさん(現在31歳)はプロデューサーになりたいという目標が最初からありました。
どちらかというとディレクターがメインの番組制作会社に就職したことで、AD(アシスタントディレクター)からAP(アシスタントプロデューサー)になる機会がなかなか訪れませんでした。
数年間ADとして勤務した後、AP→P(プロデューサー)にステップアップできる会社への転職をすることになりました。
22歳~25歳:番組制作会社にADとして就職。
25歳~26歳:番組制作会社にAP候補として転職。
26歳~現在:番組制作会社にAPとして転職。29歳でプロデューサーに昇格!
3社の番組制作を経て、着実にスキルと経験を積んできました。
その背景には番組制作会社側の理解も大きく、Oさんがプロデューサーになれるよう道を築いてくれました。
この2人には以下のような共通点があります。
・目標を見失わずに目の前の仕事に精一杯取り組んだ
・性格が良く、周りの人に可愛がられるタイプ
・日々努力してチャンスが来た時に動けるよう準備していた
・転職時には会社へ理解を得るために筋を通した
・自分が何をしたいのか常に周りにアピールしていた
・在籍した会社の人間関係をずっと保っている
・条件ではなくやりたいこと重視の転職をしてきた
転職は何かしら失うものもあります。
「失うもの」より「得るもの」の方が大きいのか、冷静に判断する必要があります。
乗り換えることで目的地にたどり着けるように!
<石川かおり>