新型コロナウイルスで一変!就職・転職希望者がすべきこと

2020年4月1日

日本では新型コロナウイルス騒ぎが始まったのは1月後半くらいからですが、そこから2ヶ月以上も経つのに未だ収束の見通しが立っていません。

それどころか「ロックダウン(都市封鎖)」「オーバーシュート(爆発的患者急増)」など、今が感染爆発の重大局面だと言う有様。

得体の知れないものへの不安は増すばかりです。

私個人としては、不安の大部分を占めるのは「経済活動がどこまで収縮するかわからない」ことです。

人材業界も新型コロナウイルスによって世界が一変しました。

あれだけ売り手市場だ、人手不足だ、内定辞退が続出だと、採用に関してポジティブな話題に事欠かなかった世界から、、、

今春の採用内定を取り消された学生らが28日時点で32人

解雇や雇い止めが見込まれる労働者も27日時点で994人

出典:厚労省発表

そんな中、特に就職活動真っ只中の2021卒の学生さんからの相談が後を絶ちません。

テレビ業界もテレワーク

先日、某テレビ局のスタッフルームをのぞいたら全然人がいませんでした。

知り合いのADさんに聞いたら、可能な限りのテレワーク指示が出されたそうなのです。

そのADさんもまさにテレワーク中。

朝の情報番組を担当しているのですが、自分の担当曜日以外はテレビ局に出社せず在宅勤務となったそうです。

番組制作会社内でも同じような状況です。

そんなわけですから、新卒採用の滞りもやむを得ません。

・会社説明会延期(時期未定)
・WEBでの会社説明会を実施
・映像業界の合同説明会が夏以降に
・面接日程が確定せず
・採用予定数の見直し

目処が立たない新卒採用に2021卒の学生さんは不安で仕方がありません。

転職(中途採用)希望者からも不安の声があがっています。

各企業の採用がストップしたとは言いませんが、新型コロナウイルス騒ぎ以前に比べると積極的ではない企業も増えています。

キャリアトレインの就職・転職サポート経由で本日4月1日に入社した新卒・中途の方が何名かいますが、新型コロナウイルス騒ぎ以前に入社が決まっていたことに胸をなでおろしました。

今すべきことは?

就活生に限らずですが、就職・転職を目指している方達から一番多い質問です。

「もうどうしたら良いかわからなくて・・・今は何をしたら良いのでしょうか?」

自身を取り巻く環境が変化しようとも、やることは変わりません。

就活生ならばエントリーシートの準備や企業研究など、通常の就職活動をするしかないのです。

満足に会社説明会や選考を受けることができなくても、自分は自分。

どこかのタイミングで“必ず”やってくる機会に備え、時間がある時にやってしまうのです。

転職(中途採用)希望者もまったく同じです。

これまでによく耳にした、「時間がなくて職務経歴書が作れない」は通用しません。

普通にやるべきことを普通にやる(しかも普通より時間がある)

苦境に立たされている飲食業界の皆さんもこう言っています。

「いつも通りの営業」が安心感を生む。

いつもと変わらず前向きに営業することが大切。

出典:「#がんばろう飲食店」アンケート調査

私も一変した世界に唖然としてしまい、正直に言うと3月は少し落ち込んでいました。

でも、就活生や転職希望者の皆さんの相談に答えているうちに、微力ながらもこれが私に出来ることなんだと実感しました。

何もできないわけじゃないんだと。

今は新型コロナウイルス騒ぎが収まった後のことを考えてメラメラしています。

「明けない夜はない」

夜が明けた時に動き出せるように!!!

就職・転職サポート応募

<石川かおり>

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