8月に転職活動を開始するのがベストな理由
今日は朝から30度を超えています。
午後に企業面接を予定していた登録者からキャンセルのメールが届きました。
理由は書いてないのでわかりません。
「暑いから」???
なんて思ってしまうほど、この時期の転職活動は大変です。
実際に、毎年8月になると転職希望者からの応募は減ります。
これはどこの転職エージェント(人材紹介会社)も同じ傾向があるようで、転職市場の停滞期と言われています。
停滞するのは、求職者だけではありません。
企業の採用活動も停滞傾向があります。
求職者も採用も停滞する理由としていくつか考えられます。
8月に転職市場が停滞する理由
「暑いから」
理由にならないようで、大きな理由かもしれません。
もう少し涼しくなってから動こうという人間の心理は大きなものがあります。
というものありますが、求職者も採用も動きが鈍る理由は2つあります。
①夏休みモードになる為
②9月が採用強化月となる為
8月はお盆休みや、夏休みを交代で取る企業も多く、面接などの設定がしづらくなり、選考がストップしがちです。
求職者の方も夏休みは同じで、地方出身者は実家に帰るなど、落ち着かない時期でもあります。
しかし、注目すべきは【②9月が採用強化月となる為】です。
8月の停滞期から一変、9月頃から1年でも最も求人が多い時期がやってきます!
≪理由≫
①下半期がスタートする10月に向けて採用を強化する為
②新卒の採用活動が落ち着き、中途採用にシフトする為
③夏のボーナス後に会社を辞める求職者をターゲットにする為
8月は求人数・採用数は減るかもしれませんが、求職者にとって転職活動を開始するなら8月が最適な時期なのです。
8月に動いた者、転職を制す
出典:ジョブシフトより
8月から動き出さなければ、9月以降の転職機会に備えることが出来ません。
また、離職中ですぐにでも転職先を見付けたい方にとっても、ライバルが少ない8月は選考が順調に進むことが期待出来るのです。
昨年はどうだったか見返してみたところ、8月~9月にキャリアトレインの転職サポート面談を利用された方のほとんどが希望通りの転職に成功していました。
9月末退職の経験者(番組制作やエンタメ業界での勤務経験者)の登録も多く、下半期に向けて新たな環境でスタートした方が多くいました。
マスコミ・エンタメ業界の求人は、1年間で求人数の波はそこまで大きくはないのですが、企業にとっても転職希望者にとってもキリの良い時期みたいなものはあります。
早めにアクションを起こし、ベストなタイミングでの転職を成功させましょう!
≪石川かおり≫