採用企業が不安に思う≪退職理由≫ベスト3
転職活動の際、採用企業から必ず聞かれることがあります。
それは、『前職の退職理由』です。
ご自身が採用側だとして、気にならないはずはないかと思います。
履歴書上では、「一身上の都合により退職」と記載するかと思いますが、一番良いのは、職務経歴書に退職理由を明記することです。
ある大手エンターテインメント企業では、職務経歴書に退職理由が記載されていない応募者はそれだけで書類選考が通りません。
キャリアトレインのような人材紹介会社経由での応募の場合、候補者の退職理由は明確にしてから書類選考をお願いするのですが、それでもより詳しく企業から確認があります。
それほど、退職理由は合否に左右する大事なポイントとなるのです。
退職理由を明確にするのは良いのですが、その理由が企業にとってとても不安になるものである場合があります。
企業が不安に思う退職理由ベスト3
第1位 体調不良
第2位 家庭の事情
第3位 精神的不調
これらが理由で退職を繰り返している方には企業側も注意深くなります。
理由は別にあっても、短期間での転職履歴がある応募者も同様に厳しい目で見られてしまいます。
退職理由の説明でやってはいけないこと
退職理由が企業に不安に思われる現実があるのならば、必死に説明する必要があります。
病気のことや、プライベートに関わることを面接では聞いちゃいけないとか言いますが、一番気になるところをボヤっとさせたら採用に至らないだけです。
よほど言いにくいことであったなら、具体的に話さずとも理解してもらえるように工夫するのが応募者の人間力の見せ所でもあります。
退職理由を説明する際、応募者がやってはいけないことがあります。
■嘘をつく
嘘やごまかしはすぐにバレます。リセットしてやり直したい気持ちがあるなら良い方法ではありません。
■明らかに話したがらない
話したがらないと面接官も聞きづらくなります。応募者としては逃げ切ったつもりかも知れませんが、不信感しか残りません。
■自分の状況を理解していない
なぜ不安に思われるのか、自分がやってきたことに対して自覚がないのが一番困ります。
退職理由を乗り越える
持病や適性などにより、就きたい仕事に就きづらい方もいます。
無理をして苦しい思いをするのは応募者本人なので、企業としても叶えづらい希望になってしまいます。
しかし、その他の理由で志半ば退職してしまった方はたくさんいます。
逃げるように辞めてしまった方や、人間関係がうまくいかなかった、日々の辛さに負けて後先考えずに辞めてしまった方など。
企業が聞いたら不安に思うことかも知れませんし、社会人として批判させるかも知れません。
ですが、やってしまったことは取り返しがつきません。
これからの自分を見てもらうしかないのです。
良くない経験を通じて勉強し、強くなった自分で勝負するしかありません。
どんな退職理由でもやり直しはきく!!!
退職理由をきちんと説明
↓
今の自分はどう思っているのかを伝える
↓
こうなりたいと将来の希望を語る
↓
企業に理解してもらう
これこそがより強い社会人になる為のステップです!
≪石川かおり≫