地震リストラ社長が逮捕!?増えていく転職回数

2017年5月31日

書類を見る人事部女性

20代で2回まで
30代で3回まで

転職回数を採用の基準として、このように設けている会社はあります。

会社によって転職への考え方や基準は異なりますが、キャリアトレインのクライアントの某大手エンタメ企業では、30代でも職歴が3社あった応募者をご紹介した際、問答無用で書類NGになった経験があります。

外国では、転職回数が多くても評価に繋がるケースが多々あるそうです。

転職の度にスキルアップしていくイメージなのだそうです。

生涯平均転職回数が7回、8回、9回なんて国はたくさんあります。

ちなみに日本では2.6回という調査結果が数年前に出ています。

日本では外国の考え方とは真逆で、転職回数が多いとマイナス評価になることの方が多いのです。

転職回数が多い人は・・・

「人間関係に難あり?」
「飽きっぽい性格?」
「辛抱が足りない?」

⇒「採用してもすぐに辞めてしまうのでは?」

日本では1社で長く勤めることに価値を感じがちです。

1社で長く勤めているからといって仕事が出来るとは限らないのですが・・・。

そして、転職回数が多い人が能力が低いとも言えません。

先入観に支配されてしまい、応募者の中身を見ようとしない採用は残念です。

読んでもらう職務経歴書

転職回数が多い場合、ダラダラと職歴を連ねただけの職務経歴書ではマイナスイメージを払拭出来ません。

<ここをアピール!職務経歴書の書き方>

①簡潔にアピール!

⇒転職回数が多いと書くことがたくさんありますが、何枚にも渡る職務経歴書は採用担当者が読む気をなくす可能性大!職歴毎に要点を整理し、A4用紙で2枚までに収めるようにしましょう。

②出来ることをアピール

⇒「自分を採用したらこんなことが出来ますよ」という転職先のメリットとなるようなことをアピール!転職を重ねる中でどのようにスキルアップしたのか、何を得たのかを記しましょう。

③一貫性があることをアピール

⇒業界や職種がバラバラでも、共通する業務内容はあるはずです。それぞれの職歴の中で得たスキルをどのように活かしてきたのか。仕事への想いや目標に対してどのような努力をしてきたのかという一貫性を持っていることが大切です。

しかし、個人で求人企業に応募する際、文字だけの履歴書や職務経歴書では伝わらないことも多々あります。

パッと見て転職回数が多いというだけで、採用担当者に読んでもらえなければ終わり。

そんな状況に苦しんだ一人の女性がいます。

説明なしには通らない職歴

☆番組制作アシスタントプロデューサーのEさん(32歳)

大学卒業後、これまでに5社の職歴があります。次の会社で6社目です。

30代前半で5社は確かに多い印象です。

その為、書類選考が通らない日々が約半年間続いていました。

Eさんだって1社で長く働きたい思いはあるのです。

その為の転職活動なのですが・・・。

これまで短期間で転職を繰り返してきたのはちゃんとした理由があります。

1社目:倒産寸前だった為、早めに退職
2社目:東日本大震災の影響でリストラ
3社目:社長と取締役が脱税で逮捕され、会社への信用喪失
4社目:結婚退職(その後破談)
5社目:番組契約満了

事務業務、スケジュール管理、金銭管理など、すべての会社で一貫した業務経験があります。

また、高いPCスキルと多くの会社を経験してきたことによるコミュニケーション能力。

そして、Eさんは非常に人柄の良い女性です。

面接まで行けば伝わるはずなのですが、なにせ書類でNGです。

そんな中、キャリアトレインの転職サポートをご利用いただいたことで負のスパイラルを脱したEさん。

キャリアトレインが求人企業にEさんについて事前に説明し、転職理由への理解を得てから面接となります。

書類だけでは伝わらないEさんの魅力をキャリアトレインが代弁者となり伝えます。

転職回数だけで判断されることなく、新たなチャンスを掴んで欲しいと願います。

就職・転職サポート応募

≪石川かおり≫

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