社会の洗礼?○○フィルター!本当に賢い人の立ち回り方
人手不足、採用難と言ってもやっぱり存在する学歴フィルター!
学歴フィルターとは?
就職活動において入社を希望する者を採用か不採用か決める場合に、一定レベル以上の大学に在籍しているかという基準で決めるという事である。採用において学歴フィルターを導入していても、企業はそれを導入しているという事は公言していない。
wikipedia
「何何大学以上の学生しか捕りません」と企業は公言していないのに、なぜ学歴フィルターがあることがバレた!?
『ゆうちょ銀行の就職活動セミナー事件』
2015年ツイッターに投稿された画像が学歴フィルターの存在を決定づけることに。
ゆうちょ銀行の就職活動セミナーの予約サイトで、東大生は「予約可能」なのに、ある大学以下の学生に対しては「満席お断り」の表示になるという事件(!?)が。セミナーの枠が空いているにもかかわらず、学歴でセミナーすら受けさせて貰えないということが発覚したのです。
東大生と比べてしまうとなんだか卑屈な気分になりますが、【早慶】【MARCH】【日東駒専】【関関同立】【Fラン】やら、昔から大学のランク付けは存在しており、採用活動において学歴を重視している企業は明らかに存在するという事実があります。
学歴フィルターの必要性
学歴で足切りするなんて、当たり前のようで、古臭くも感じる今日この頃ですが、そもそもフィルターにかけるのはなぜでしょうか?
全員面接するわけにはいかない
就活サイトでちょちょいのチョイと企業にエントリー出来る昨今。人気企業には何百人、何千人、何万人もの応募が来ることになります。第一段階でさばくには学歴で判断も止むなし!
努力の片鱗を学歴で知る
何にもしなくても勉強が出来る人はごくわずかです。きちんと受験して高学歴という称号!?を勝ち取ってきたのだから、努力することが身についていると考えられます。
高学歴組の中に優秀な学生がいる確率が高い
あくまでも“確率的”に、高学歴であるほど能力の高さをうかがわせる人が多いのかも知れません。
学歴以前の問題では!?
『サイレントお祈り』と言う言葉があります。
企業が採用を断った学生に対する決まり文句である「他社でのご活躍をお祈りします」というメールさえ出さずに断ること。
この『サイレントお祈り』について、専門家の方はこんな心配をしています。
「学生の心が折れて、社会人になる最初の段階で社会に不信任を抱くきっかけになる」
ほぅ。。。
2016年卒業予定者に向けて、厚生労働省と文部科学省、経済産業省がこんな取り組みを実施しました。
『未内定就活生への集中支援2016』
昨年末の時点で就職が決まっていない就活生への心理的なケアをすることで、「就職をあきらめさせない」という取り組みだそうです。
『サイレントお祈り』で社会に不信感を抱いたり、さらには「就職をあきらめる」って。。。
就職活動で理不尽な想いをするのも社会勉強ではないでしょうか?就職をあきらめてどうする!?
「学歴フィルターなんて酷い!」と憤る前に、立ち向かわなければ!
ちなみに社会に出たらこんなフィルターも待ち受けているのです。。。
悲しいかな、世にはびこる○○フィルター
容姿フィルター
容姿を売りにする職業でなくても、容姿が合否を左右する採用は口にこそ出しませんがあります!
年齢フィルター
「年齢制限をしてはいけない」なんて綺麗事。求人サイトに掲載されていなくても年齢制限を設けている企業がほとんどです!
体育会系フィルター
やたらと体育会系の社員が集まる会社があります。元○○部であらずんば人にあらず!?体育会系ならば声が大きいとかガッツがあるとか、独特の採用基準は存在します!
募集要項を見て、自分が当てはまっていると思っても。
面接で感触が良かったと思っても。
応募者が知るよしもない○○フィルターによって苦渋を飲まされることもあるのです。
傷つくこともありますが、その度にいちいち凹んでいたらそれこそ相手の思うツボです。
まとめ
だからと言って、学歴フィルターにむやみに立ち向かえということではありません。
大手企業ばかり受け続けて、内定が貰えないと嘆いていても始まりません。
本当に賢い人とは、自分を高く売ることの出来る人だと私は思います。
学歴フォルターを設けている企業は、その企業にとって学歴が価値となっているだけです。
自分に合った企業は必ずあります。
優良企業は大企業だけですか?
《石川かおり》