捨てきれないテレビ業界の“魅力”ADさん達の選択は・・・
最近、テレビ番組のアシスタントディレクター(AD)として働いている方達から受ける相談第一位は・・・。
「休みがあって残業が少ない番組制作会社はありますか?」
番組制作の仕事は、「休みが少なくて残業が多い」ということを理解して入社していても、1年・・・2年とハードな日々を送るうちに“普通の生活”を求めるようになるようです。
それならばいっそ、番組制作の仕事以外で探せば良いと思うのですが、そこがもどかしいところなのです。
番組制作は嫌いじゃない→でも休みは欲しい
番組制作(テレビ業界)を捨てきれない「何か」がそれぞれあるのです。
その「何か」が番組制作(テレビ業界)の“魅力”とも言えます。
ただ、「テレビ業界で自分は何がしたい!」という部分が明確でない方が、このように思う傾向にあるのは事実です。
世の中の働いている社会人のすべてが「会社で何がしたい!」なんて思っているわけではないですが、テレビ業界で働こうと言う方が何の想いもないのは寂しいものがあります。
「休みがあって残業が少ない番組制作会社」はあります。
その会社の志が低いわけでも、意欲が低いわけでもなく、番組の特性や会社の環境によってそういった働き方を実現しているのです。
実際にこういった会社に転職すれば、体力的な負荷は減ると思います。
ただ、環境を手に入れた後、最善を尽くせるのかどうか。
その環境なりに「自分は何がしたい!」を持っていないと、またどこかで別の選択肢を考えるようになる気がします。
長い人生、一旦立ち止まって将来を考えることも大切ですよね。
相談してくれた方達も、転職した方、今の会社(番組)で頑張ろうと思い直した方、業界を去った方・・・色々です。
どのような結果になっても、相談してくれたことでモヤモヤが晴れた方が多いのは救いです。
どうぞご気軽にご相談ください!
《石川かおり》