若者はパソコンが使えて当たり前→答えは『×』スマホだけでは通用しないテレビ業界

2014年10月15日

『10代のパソコン離れが急加速!』

某ソフトウェア開発会社が全国の15歳から69歳の男女1,100名を対象に調査(2014年9月)したところ、10代のパソコンからのインターネット接続時間が1年前と比べ2/3に減少したことが判明しました。

パソコンよりもスマートフォンからのインターネット接続時間の方が長い傾向がハッキリしました。

パソコンよりもスマートフォン

この傾向によって、パソコンの基本操作が出来ない若者が増えています。

「若い子ならパソコンはいじれるでしょ」と言う想定はまったくあてにならなくなっているのです。

学生ならば『Word』を使ってレポートを提出することもありますが、スマホでレポートを作成しているツワモノ!?もいるそうです。

【必要な経験・スキル】の欄に、パソコン能力について下記のような記載がある求人はたくさん見かけます。

・簡単なパソコン操作可能な方

・パソコンの基本操作ができる方

・パソコン(Word、Excel基本操作可能な方)

「簡単な」「基本操作」とはどの程度のことでしょうか?

・Wordで文章が打てる、ビジネス文書が作れる

・Excelで決まったフォーマットに入力出来る、簡単な表が作れる

・メールの送信やファイルの添付が出来る

・インターネット検索をして情報を探し出せる

職種や会社によって求めるレベルは異なりますが、この程度の解釈で問題ありません。

パソコンを操作する男性

キャリアトレインのサイトで募集しているテレビ番組のアシスタント職(AD)では、まさに上記のパソコンスキルがあれば十分です。

PowerPointを使った企画書や各種資料作成、IllustratorやPhotoshopも使えると便利です。

学生時代にこれらの操作経験があっても、仕事になるとまた別です。

入社時に出来なくても臆することはありません。

ただ、やはり上記の「基本操作レベル」は出来ていた方が有利です。

ADもしばらく経つとマイパソコンを持つようになります。

会社のパソコンで事足りる方もいますが、会社に居られないことも多いので空いた時間で作業が出来ないのは非効率となるからです。

普段の生活はスマホがあれば不便を感じない状態ですが、テレビ業界のスタッフを目指す方の場合は少し意識が足りないような気がします。

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《石川かおり》

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