【実録!内定者シリーズ】第17回:【実録!内定者シリーズ】第17回:離職期間が長すぎるのはマイナス!?企業からの評価に戸惑わない為に

2014年2月18日

最近連続して同じような理由で苦しんだ登録者たちがいます。

前職を退社してから現在に至るまで、
アルバイトの期間が長すぎるという理由で、
なかなか応募企業の理解が得られないという現象です。

テレビ番組のアシスタントディレクター(AD)として勤務していたT君(24歳)は、
昨年3月に退社してから飲食店のホールアルバイトをしています。
10ヶ月が経とうとしていました。

ADを辞めた理由はずばり「休みがなくて疲れてしまった」ということでした。
月に1~2日の休みがあれば良い方で、
週に何度も徹夜の日々だったそうです。
それでも約2年間ADとして頑張って来たのですが、
自分が何をしたかったのか見えなくなってしまったそうなのです。

映像系の大学に在学中、映像制作に対して並々ならぬ想いを抱いていたT君。
人は疲れ過ぎると正常な判断が出来なくなるようです・・・。

辞めてからなぜ10ヶ月もアルバイトをしているのか?

答えは簡単です。

映像制作への想いが捨てきれなかったのです。

でも、戻ると決めるには相当な覚悟が必要でした。
経験したからこそ1歩を踏み出せないT君でした。

アルバイト

いよいよ覚悟を決めて、転職活動をスタートさせたのですが、
書類がなかなか通らない!

T君はテレビの世界ではなく、
CMやPV、企業VP制作など、テレビ以外の映像制作会社を志望していました。
同じテレビ業界ならばブランクはあっても欲しいと思う企業はあるのでしょうが・・・。

かくしてキャリアトレインの就職・転職サポート面談に訪れたT君。

早速キャリアトレイン経由でいくつかの企業にエントリーすることになったのですが、
案の定、エントリー企業からは疑問の嵐でした。

「そこまで考えていたの?大丈夫かな?」
「やっぱりダメってならない?」
「せめて半年くらいで判断出来なかったのかな?」

意地悪で言っているのではなく、
単純に疑問を感じるものです。

前職との間は余程の理由がない限りあけ過ぎない方が良いのです。

アルバイト期間の葛藤や、これからにかける想いも聞いていた私は引き下がりません。
実際に会っている私には、T君はリスタートしたいと本気で希望していることがわかりました。

エントリー企業への説得は成功し、見事ある企業から内定を得たのです。

その他にも何名か前職との間が空いてしまった方がいました。
映像業界とは限らず、一般企業での勤務経験者もいます。
皆さん結果的にやりたいことを見付ける期間になりましたが、
それを判断する企業にも色々あります。

書類だけではわからない(理解してもらえない)方の代弁者として人材紹介会社はあるのです。
最近実感しまくりです。

反省の色が見えないと言うか、ご自身を省みない方もたまにいます。
そうなるとお手上げですが、
ほとんどの方がやっと見えた夢にかけようとしています。

悩み考える期間は必要ですが、
人に話してみて考えがまとまることもあります。
ほどほどのところで是非ご相談を!

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石川かおり

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