【石川かおりの潜入レポート】第15回:平成の「楽市楽座」!有名歌手のショーからテレビドラマの舞台化まで、進化を続ける老舗劇場
東京で最も長い歴史を持つ劇場をご存じですか?
あの有名な『歌舞伎座』は、明治22年オープン。
いやいや、明治6年(1873年)創業の老舗劇場があるのです。
それが、日本橋人形町にある『明治座』
なんと創業140年!!
歌舞伎や新派の公演という歴史を経て、
有名歌手の歌謡ショーや時代劇などを多く上演しています。
最近ではテレビドラマの舞台化や韓流ミュージカルなど、
多彩なエンターテインメントの提供を強化。
米倉涼子さんなど、今をときめく女優陣の公演も目立ち、
8/4~8/25には黒木メイサさんの『巴御前(ともえごぜん)』の公演もスタート。
歴史と伝統の明治座での公演は役者さん達の格を上げることにもなり、
幅広い世代の方に支持される劇場として、その名声は高まるばかりなのです。
その明治座が「将来の演劇界を支える役者の発掘と育成」を掲げスタートした、
俳優養成所『明治座アカデミー』
創業130年の年、今から10年前のことです。
演技基礎の基礎はもちろん、時代劇(日舞・殺陣・所作)の稽古も行われ、
息の長い俳優となるベースをここで学ぶことが出来るのです。
卒業生は1,000名を超え、その活躍はテレビや舞台、CMなどで観ることが出来ます。
特に優秀な明治座アカデミー卒業生は、
系列の芸能プロダクション『株式会社明治座アートクリエイト』
でマネージメントを受けることが出来ます。
株式会社明治座アートクリエイトは、
10代から80代まで幅広い年齢層のタレントが所属していることで知られ、
その数は約200名
多くのタレントが多方面で出演チャンスを得ています。
200名の所属タレントに少しでも出演の機会を提供すべく、
明治座アートクリエイトでは今秋『エキストラ事業』を立ち上げます。
演技の基礎は十分出来ている同社のタレントは、
テレビでも舞台でもイベントでも、どこにおいても活躍出来る逸材揃いです。
そんなタレント達に光を当てることが出来るのは、
ひとえにマネージャーの努力ではないでしょうか!
明治座アートクリエイトでは新事業スタートに合わせ、
新たなマネージャーを募集しています。
しかも、今回は異業種からの転職も歓迎!
業界未経験者でも大歓迎しているのです。
まずは先輩マネージャーの佐藤さん(42歳)の下、
芸能マネージャーとしての業務を覚えてもらいます。
佐藤マネージャーは34歳の時にまったくの未経験者で入社。
いまやチーフマネージャーとして明治座アートクリエイトを引っ張る存在となっています。
佐藤はマネージャーは一般企業(サービス業)での経験を持ち、
明治座アートクリエイト立ち上げのタイミングで入社されたそうです。
新しいことにチャレンジ出来る職場だと感じ、34歳での転職。
そのチャレンジ精神は今に至ってもますますパワーアップしているようです。
とは言え、ゴリゴリの熱血マネージャーというわけではなく、
“愛されキャラ”と女性社員達に言われる程、楽しい方なのです。
女性社員の話が出ましたが、
明治座アートクリエイトの社内を見渡すと、
「女性が多い!」
聞けば、結婚して出産しても戻ってくる社員も多く、
女性に限らずですが、定着率が高いそうなのです。
それだけ、働きやすい環境と言えるのではないでしょうか?
マネージャーは休みもなく働くハードなイメージですが、
同社ではしっかり働いてきちんと休みという方針です。
基本、土日祝がお休みですが、
舞台公演の初日や養成所の卒業公演などの場合はお手伝い回ります。
自ら手伝いたくなる自然な現象のようです。
『明治座』の一員として、タレントマネージメントに挑戦したいと思った方!
ご応募お待ちしています↓