たった一言で自爆!?面接では言ってはいけない『地雷フレーズ』
面接時には言ってはいけないNGワードが存在します。
またの名を『地雷フレーズ』!
面接での発言は、たった一言で不採用が決まってしまうこともあります。
応募者本人は自覚なく話したことが、合否を左右するとんでもない地雷だったりします。
よくありがちな地雷フレーズ(NGワード)にはこんなものがあります。
面接官の心の声とともに紹介します。
×「前の会社は○○が嫌でした」
面接官「うちに来ても、同じことを言うのでは?」
×「人間関係が原因で辞めました」
面接官「この人になにか問題があるのでは?」
×「なんでもやります!」
面接官「なにができる人なんだろう?」
×「希望する仕事はとくにありません」
面接官「うちでやりたいことがないのか?」
×「本当は言ってはいけないのですが」
面接官「守秘義務を守れない人なんだな」
×「御社で成長させてもらいたい」
面接官「受け身で主体性を感じない」
×「福利厚生を魅力に感じました」
面接官「だったらうちじゃなくてもよいのでは?」
×「参謀タイプです」
面接官「リーダーシップがない人なんだな」
×「短所は○○なところです」
面接官「それじゃ、この仕事に向かないよ」
ちょっとひねくれた見方もあるかもしれませんが、発言の真意が伝わる前にネガティブな印象がついてしまう発言はしない方が得策です。
実際に踏んだ地雷フレーズ
キャリアトレインの転職サポートでは、こんな地雷フレーズを踏んでしまった方がいました。
×「人を楽しませる仕事がしたい」
未経験で番組制作会社を受けたAさん(25歳)
ホスピタリティ精神を持って仕事に取り組む姿勢はとても良いのですが、具体性がありませんでした。
面接官には、「番組制作の仕事じゃなくてもよいのではないか?」という印象がついてしまいました。
×「ADはやりたくない」
ADを1年ほど経験して、APとしてキャリチェンジを希望したBさん(23歳)
転職希望先では、APを募集していましたが、ADをサポートすることも求められていました。
しかし、Bさんは「AD業務はやりたくない」とあまり重く受け止めずに言ってしまいました。
、面接官には柔軟性がない方だと捉えられてしまいました。
×「上司と揉めて辞めました」
芸能マネージャーとして勤務していたCさん(28歳)
他のプロダクションに転職を希望していたのですが、退職理由を聞かれて誤解を招く言い方をしてしまいました。
実際には上司とは言い合える仲だったようなのですが、ニュアンスを考えずにそのまま発言したことで、面接官からは、「うちでも揉めるのでは?」と勘ぐられてしまいました。
×「どんな研修を受けられますか?」
逆質問で、どうやって仕事を教えてくれるのかばかりを質問したDさん(24歳)
中途採用ではOJTなどはなく、実際に仕事をしながら覚えていく企業だったため、気まずい雰囲気になってしまいました。
面接官からは、受身姿勢に捉えられてしまい、自信のなさを強調するような質問になってしまいました。
皆さん、よくよく聞けば、特に問題になるようなことは言っていないのですが、初対面の面接官と短い時間で話す際は、たった一言をどう受け止めらえるかを考えなくてはいけません。
採用する側がどう思うかを考えれば、わざわざネガティブな情報を伝える必要もありません。
できないことをできると嘘をつくのはNGですが、足りない部分をカバーするための表現は意識したいところです。
自分を売り込む場面で、マイナス印象を残さないように気をつけましょう!
<石川かおり>