7月から就活リスタート!これまでと同じ進め方ではダメな理由
2022年春に卒業する大学生の就職内定率がコロナ禍以前の水準まで回復したというニュースがありました。
6月1日時点での就職内定率は68.5%(前年同期より11.6ポイント増)
情報元:リクルート
別の会社の調査では、前年同期を7.8ポイント上回る71.8%でした。
内定を得ていても下記のような理由で就職先をまだ決めていない学生は多いようです。
「本命の企業が他にあり、まだ選考中」46.2%
「内定を得たが自分に合っているかわからない」24.1%
「複数内定で優劣つけがたい」13.8%
「勤務地や給与など待遇面に不満」7.1%
「公務員試験等の結果を見てから」3.2%
「内定企業の実績の先行きが不安」1.8%
また、未内定者の学生は7割強が先の見えない状況であることもわかりました。
情報元:ディスコ(速報版)
内定の有無にかかわらず、この時期に就活を終えない学生はまだまだいます。
就活は大学4年生の6月を目安に終了(終了したい)と考えている学生は例年多いです。
しかし、まだまだ採用活動を行っていく企業はたくさんあり、マスコミ・エンタメ業界で言えば卒業間際まで採用活動を行う企業は結構あります。
新卒採用に拘らず、通年採用としている企業が多いこともありますが、学生にとってチャンスはこれからと言えます。
今後の採用スケジュールはざっくりこうなっています。
夏採用:7月~8月
秋採用:8月下旬~10月
冬採用:11月~3月
6月下旬あたりから、「就活リスタート」に向けて動き出す学生が増えてきます。
就活リスタートの進め方
「友達はほとんど内定をもらっているけど、なぜ自分はもらえないのか」
企業の採用活動はまだまだ続くと言っても、就活がうまくいかないと悶々としてくるものです。
・ESが通らない
・面接で落ちてしまう
・持ち駒がなくなった
・自己分析・自己PRが苦手
・自分に合う会社がわからない
自分には何が足りないのか、どうして選考に通らないのか、就活を進めれば進めるほど迷路に迷い込んでしまいます。
就活をリスタートするにしても、何から始めたらいいのかわからないという学生は非常に多く、相談が多く寄せられます。
下記は就活スタート時から行っていることかと思いますが、改めて見直しが必要です。
■自己分析のやり直し
→選考で説得力のある回答ができないのは自己分析が不十分だから。就活の軸が決まる自己分析は1度だけではなく繰り返し行います。
■企業選びの方針変更
→大手や知名度の高い企業しか受けていない学生は多いです。自分のやりたいことを実現できる企業を幅広く見ることが大切です。
■オリジナルなESを作成
→マニュアル通りの個性のないESは埋もれてしまいます。志望業界や職種に関係ないことばかり記載しても志望度は伝わりません。
■業界・職種研究の徹底
→理解度の低さは選考を進めるうちにバレます。自分に合っていない企業や職種である可能性もあり、入社したとしてもアンマッチにも繋がります。
■反省や振り返り
→失敗を糧にするためにも、面接後の記録がポイントです。同じことを繰り返していたら結果は変わりません。
■インターンに参加する
→同業界の企業でインターンに参加することでやりたい仕事が明確になります。内定直結インターンにも期待できます。
これらを徹底して行ったうえで、面接の練習を行わないと的外れな回答に終始してしまいます。
内定を得ることができない学生には必ず何らかの原因があります。
これまでうまくいかなかったとしたら、同じことをしていても仕方ありません。
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