転職活動はバレる?無断リファレンスチェックしちゃう業界とは

2021年6月16日

転職活動をしていることを会社や同僚にバレた経験を持つ方は結構多いようです。

<転職活動がバレた理由>
1位:「転職活動中の姿を見られた」(65人)
2位:「一部の人に打ち明けたら広まった」(38人)
3位:「休みが多くなった」(36人)
4位:「自分から話してしまった」(16人)
5位:「服装が変わった」(12人)

<転職活動がバレて困ったこと>
1位:「会社に居づらくなった」(91人)
2位:「慰留された」(35人)
3位:「詮索された」(32人)
4位:「なし」(31人)
5位:「いじめ・嫌がらせを受けた」(30人)

情報元:株式会社ビズヒッツ「転職活動がバレた経験を持つ257人を対象にアンケート」

転職活動中の皆さんも、当てはまることがあるのではないでしょうか。

キャリアトレインの転職サポートでも同じような相談がよくあります。

「面接のために週1日で休んだりしてるのでバレてる気がする」
「仲の良い同僚にチラッと話したら広まった」
「突然スーツを着て出社したら怪しまれた」
「ネットで求人サイトを見てたらバレた」
「面接を受けた会社と電話で話していたら近くに人がいた」

何か事情があったり、職場の雰囲気的に問題なかったりで、転職をオープンにしている方もいますが、できれば会社には知られずに転職活動は行いたいものです。

無断でリファレンスチェック!?

特に同じ業界内で転職活動をする場合は気を遣います。

古い話ですが、芸能プロダクションへの転職でこんなことがありました。

芸能プロダクションAから芸能プロダクションBへの転職を希望していたマネージャーMさん。

自ら芸能プロダクションBの中途採用に応募して選考を進めていたのですが、途中で現職の芸能プロダクションAにバレてしまいました。

なぜバレたかというと・・・。

芸能プロダクションBのマネージャーが芸能プロダクションAに知り合いがいたそうで、Mさんについて聞いてしまったのです。

これは、外資系企業ではよくある「リファレンスチェック」ではあります。

Q.「リファレンスチェック(在籍確認)」とは?
応募者の前職・現職の会社に、応募者の在籍期間や業務実績、人物像などを確認すること。

リファレンスチェックを実施すること自体を禁止する法律は存在しませんが、応募者の同意もなしに個人情報を提供することは違法となります。

芸能プロダクションBは一般的にはあり得ないことをしていますが、よくある話ではあります。

現職中は気を遣ってバレないようにしてくれることがほとんどですが、離職している応募者で、前職の会社とのネットワークがあれば必ずと言ってよいほど確認はあります。

大切なタレントを扱う芸能プロダクションならではかもしれませんが、応募者には恐怖です。

キャリアトレインの転職サポートならバレない

このような業界の慣習を知っている方は、ほとんどがマスコミ・エンタメ業界の同業他社への転職を希望している「経験者」の方達ですが、転職したいけど動きづらいと考えるようです。

キャリアトレインの転職サポートを利用される業界関係の方(特に芸能プロダクション勤務の方)は、退職してから動く方がとても多いです。

現職中の方も、転職活動を始める前にこのような相談がよくあります。

「今の会社に知られると気まずいので、退職してから動いたほうがよいでしょうか?」

すべての方が退職後、すぐに転職先が見つかるとは限りません。

私はブログで再三にわたり、「次が決まるまでは辞めない方がよい」と言い続けていますが、経験者の皆さんも例外ではありません。

キャリアトレインでは、クライアント(人材紹介先)と「応募者の個人情報を第三者へ提供することを禁止する」契約を交わしています。

もちろん口頭でもお願いしていますし、それを無視して同意なく応募者の所属している会社に確認するような会社とはお付き合いがありません。

20年近く人材紹介業を行っていますが、こういったトラブルは一切ありませんでした。

「同意なく」とありますが、現職中はともかく、過去の会社への確認の可否は応募者に事前に確認しています。

何か事情があってNGという方には無理強いは絶対にしていませんし、それらを考慮したサポートを行っています。

勝手に会社に連絡されて、転職活動がバレることはありませんので安心して転職のご相談をお寄せいただければと思います。

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<石川かおり>

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