仕事は「やってみなければわからない」が正しいこれだけの理由
マスコミ・エンタメ業界の仕事に興味があるけれども、、、
「やってみなければわからない」「入ってみなければわからない」
こんな風にはっきりと言わないにせよ、就職・転職を叶えた後のことはよくわからないという求職者は多いものです。
ややいい加減な印象を持つ方もいるかと思いますが、私は実際にその通りだと思うので正直で良いと思います。
就職・転職は色々な人にお世話になり、社会人としての責任が伴うので、へらへらと気軽な気持ちで「やってみなければわからない」では困りますが、根拠なく決めつけるよりは柔軟に考えることが出来るのではないかと思います。
いくら業界や仕事について下調べをして、いわゆる覚悟を持って入社したとしても、内側と外側では感じ方が異なります。
<実際に仕事をやってみなければわからないこと>
・向き不向き
・得意不得意
・仕事の面白さ
・仕事の厳しさ
・仕事の仕方
・必要なスキル
・会社の雰囲気
・人間関係
・ワークライフバランス
・目標設定
・知識や経験の活かし方
などなど。
入社してみて、仕事をやってみてわかることはまだまだたくさんあります。
やってみることで“経験”となり、さらに将来に繋がっていくのです。
就職・転職で人生の目的に近づく
「やってみなければわからない」という考え方は採用企業側にもあります。
それは、マスコミ・エンタメ業界の企業が採用年齢を制限する理由の1つでもあります。
やってみて、「合わない」「なんか違う」と思っても、20代半ばくらいまでならばいくらでも軌道修正出来ます。
企業としても採用するからには社員の人生に責任を持たなければなりません。
年齢を重ねた方に対して、「やってみなければわからない」と考えるのは無責任だと考えます。
社会人になって5年くらいまでは、なかなか自分の道が見つからない方もたくさんいます。
「こうなりたい」「こんなことが出来たら良いな」など、仕事を通して方向性を見つける段階です。
しかし、20代後半を過ぎれば、「実際に何が出来るか」「何の人なのか」が問われるようになります。
価値観や目標はその時々によって変わることもあります。
適職や天職に出会おうと思ったら、やはり“やってみる”しかないのです。
新型コロナウイルスにより、健康、仕事、家族、生活など、大切なことに気づき、考えさせられた方も多いと思います。
その中で自分らしく生きるにはどうしたら良いのか、就職・転職によって近づくことが出来るのか。
薄っすらと希望や興味を考えていた方も、今だからこそ真剣に考える時が来たのかもしれません。
<石川かおり>