#テレビ番組スタッフで良かった

2018年5月2日

喜び

先日、テレビ業界への転職をお手伝いさせて頂いたKさん(25歳)のお父様は、現役で活躍しているテレビ番組カメラマンだそうです。

Kさんは大学を卒業した後、一般企業に就職したのですが、3年間の勤務を経て退職。

テレビ番組のアシスタントディレクター(AD)として、この4月から某番組制作会社での勤務をスタートさせました。

小さい頃からお父様が楽しそうに仕事のことを話すのを聞いているうちに、Kさん自身も漠然とテレビ業界への憧れを抱いていたそうなのです。

一方でお父様と同じ道に進むことに学生時代は照れがあり、就活時にお父様に相談することが出来なかったそうなのです。

社会人になって相談したところ、散々番組制作の大変さを力説された後、背中を押してもらったそうです。

とは言え、お父様の口利きで就職先を探すのはお互いに抵抗があるようで、キャリアトレインの転職サポートを利用することになりました。

無事(!?)キャリアトレインが紹介した番組制作会社に対してお父様からお墨付きをもらい、スムーズにKさんは転職を成功させました。

Kさんのように、「家族や親しい人がテレビ業界で働いている(働いていた)」という方はこれまでに結構お会いしてきました。

コネや口利きを利用すると、企業側にも気を遣わせるというか、余計なしがらみが生まれるようで、皆さんご自身で動いて就職先を探すパターンが多かったです。

テレビ番組スタッフで良かったこと

自分の仕事を家族に憧れられるなんて、Kさんのお父様はより仕事に誇りを持てるのではないでしょうか。

このように、テレビ番組の制作スタッフとして働いていると、良いことがたくさんあります。

下記の2つは定番の「テレビ番組スタッフで良かったこと」です。

■普通なら会えない人に会える
→人気芸能人や有名アスリート、海外アーティストなど、テレビ業界にいなければなかなか会うことが出来ないような人と仕事をしちゃったりします。気の合うスタッフと仲良くなるタレントさんもたくさんおり、食事などで交流を持つことも多々。出演依頼や取材の申し込みなど、信頼のおけるスタッフなら受けるという有名人もいるそうです。

■国内外、色々な所に行ける
→海外にスポットをあてた番組も多く、海外ロケの機会が多い番組スタッフもたくさんいます。また日本全国ロケでまわることもあり、仕事の合間での楽しみも多いそうです。また、営業時間外のディズニーランドや、立ち入り禁止区域での取材など、貴重な体験が出来るのは番組制作スタッフの特権です。

このド定番に加えてランクインするのは、、、

■家族に誇れる
→番組制作をしている父や母に対してカッコいいと思ってくれる子供は多いようです。話題も他の家庭とは一味違うでしょうし。冒頭のKさんのように、テレビ業界で働く親の背中を追いかけようとする子供は実際にたくさん見てきました。

■地元で自慢出来る
→地方から上京してきてテレビ業界で働くスタッフが同窓会などで帰郷すると、友達に一目置かれるなんて話も。「〇〇さんと仕事した」「ロケで○○に言ってさ~」なんて!?

■同世代よりも稼げる
→30代~40代のディレクターやプロデューサーなどに聞くと、一般的な企業で働く同世代よりも稼いでいる方は多いようです。時給に換算すると、、、なんていう意見もありますが、好きな仕事で稼げるのは素晴らしいことです。

このようなことを番組スタッフの方からよく聞きます。

皆さん“個人差”はありますが、これくらいに思っても良いでしょう!

クリエイター(モノを作り出す)としてのストレスや勤務時間の長さなど、働く上で大変なことは多いテレビ番組制作スタッフですが、一般的には得られない喜びもたくさんあります。

是非興味をお持ちの方には、「テレビ番組スタッフで良かった」と思えるような体験をしてみて欲しいものです。

≪石川かおり≫

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