AD歴4年が生んだテレビ業界への興味を誘う掲示板!

2015年1月13日

テレビ番組のアシスタントディレクター(AD)として4年間働いていたと言う男性の掲示板が、局地的に話題を呼んでいます(笑)

タイトル『テレビ番組のADを辞めてきたけど質問ある?』

掲示板投稿

書き出しは一言・・・

「俺は疲れた」

この男性(以下、スレ主)はついに番組制作会社を辞めてきたようです。
※スレ主・・・投稿を開始、管理している人のこと

「きつすぎた、もうテレビなんか観たくもないくらい」だそうです・・・。

そうは言っても、この掲示板が愚痴や悪口合戦になっていないから読み応えがあるのです。

テレビ業界に興味を持っている質問者に対して、スレ主が体験してきたことを丁寧に語る姿には感心してしまいます。

タレントや番組の実名はそこそこありますが、誹謗中傷になることはなく、真摯にスレ主が体験したことや感じたことを語っています。

ネット上で公表することの善し悪しはこの際置いておいて、単純にテレビ業界に少しでも興味のある方は読んでみたら面白いんじゃないかと思いました。

4年間ADとしてやってきたからこそ語れる話も満載です。

以前、某番組制作会社のADさんが言っていました。

「たかだか2~3ヶ月ADやって、辛くて辞めた奴が2ちゃんとかに書き込んでいるのが許せないんですよね~」

2~3ヶ月かじっただけでテレビ業界全体を避難し、そこで働いている人たちを全面否定するような発言は、確かに好感は持てません。

テレビ業界に入る為の資格についての話になると、スレ主はこう言っています。

「能力というか社会人経験が重宝されるな。異常に人との繋がりが多い仕事だから始めからある程度コミュニケーション能力や礼儀を持ってるやつがいいんだ。単純だが。結局自分を売り込む仕事だからな。先輩スタッフにいかに可愛がられるか。覚えてもらえるか。」

そうなんですよね。

持っていた方が良いのは学歴でも経験でもなく、「人」としての基本が備わっている=魅力なのだと思います。

スレ主へのあまりの質問の多さに、ある質問者が・・・

「おまいらテレビ見ないとか言ってかっこつけてたのに興味津々じゃねーか!」

なんか嬉しい。テレビっ子いるじゃんいるじゃん!!

最後にこんな質問者のコメントで締めくくられています。

「逆にADの仕事に興味持ち始めたわ」

もしかしてこのスレッドは新手の募集広告か!?

なんて。

確かにスレ主の話を聞くと、「大変だけど楽しそうじゃん」と言う感想を持つ方はいると思います。

どんな仕事も同じですが、辛いこともあれば楽しいこともありますよね。

番組制作は体力的・精神的にキツイ場面が多い職業ですが、普通では会えない人に会えたり、なかなか出来ない経験をすることもあります。

番組制作という仕事ですから、「楽しそう~♪」という動機だけでは心もとないですが、少しでも業界に興味をお持ちの方は是非トライしてみてください!

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《石川かおり》

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