会社の問題は「コミュニケーション」で解決?! 居心地の良さを決定付ける人間関係の重要性

2015年2月3日

テレビやエンタメ業界の仕事が一般的にハードである事は既に周知の事ですが、憧れを持って業界に飛び込んでみたものの、理想と現実のギャップに苦しみ、業界を去る人がいまだ後を絶ちません。

では、その退職理由とはいったいどのようなものなのでしょう。
休みがない?給料が安い?もちろんこれらも多く聞かれる理由です。
しかし、ここ最近もっとも多く聞かれる理由は、実は「職場の人間関係」だったりするのです。

多くの人が抱える悩み「職場の人間関係」

職場は友人や恋人、家族よりも多くの時間を過ごすわけですから、会社の上司や同僚は自分にとっていい人たちであって欲しいのです。
しかし社員が10名いたならば、程度の差はあれ1人や2人苦手な人、ムカつく人がいても不思議はありません。
大手企業に入ったとしても、部署内の人数はせいぜい数名から10名前後。
普段社内で業務上の関わりを頻繁に持つ人間は数名に限られてきます。

たかだか数名程度の人間関係ですが、これを長期に渡って良好に保つ事は意外と難しいのです。

人間関係で落ち込む女性

以前の登録者でこんな方がいました。
明るくハキハキ、一見すると誰とでも上手く話せそうなタイプの女性です。
しかし話をしていくうちに、彼女がコミュニケーションを苦手としており、それが原因でひとつの職場で長続きしない事が分かりました。

彼女は自分から人の輪に入る事が苦手です。
一見するとハキハキ元気なタイプなので、周囲が気を遣って話しかけてくれる事も少なく、いつの間にか疎外感を感じるようです。
会社を転々とするうちに、早いタイミングで自分がこの会社に上手く馴染めるかどうか察知できる(と思い込む)ようになりました。

会社は学校と違い、人間関係に居心地の悪さを感じても、我慢すればその先に卒業があるわけではありません。
それゆえに、会社に馴染めなければ早めに会社を移りたい、と言う気持ちもあるのでしょう。

表面的なコミュニケーション力で採用面接を突破できても、いざ会社に入ってみてコミュニケーション力を発揮できずに居心地の悪さを感じている人は意外と多いようです。

環境が大切?それとも自分次第?

現役のADさんたちに話を伺うと、「忙しい」「休みがない」「給料が上がらない」など相変わらず業界の厳しさが伝わります。
しかし「では、そんな思いをしてなぜ続けているのか」と尋ねると、続けているADさんの多くが「人に恵まれているからかな」と答えます。
そう答えるADさんたちは、総じて楽しそうです。

長時間を会社や現場で過ごす番組制作の仕事は、やはり居心地の良さが重要です。
確かに「人に恵まれている」環境は重要ですが、本人たちが積極的に人間関係を築き上げた結果であるように感じます。

会社側の努力とは

某番組制作会社は業界内でも群を抜いて高い採用定着率を誇ります。
話を聞けば、社内のコミュニケーションを非常に重視しており、スタッフの誕生日をみんなで祝ったり、月1で飲み会を開いたりと社内イベントを充実させる努力を続けています。

一方、定着率の低い会社は
「未経験者に仕事を教える時間がない。とにかく見て覚えて、と言う姿勢」
「新人ADの教育はいつも決まった先輩スタッフに一任」
「ADに対して八つ当たりをするディレクターに、会社が見て見ぬ振り」
など、明らかに社内コミュニケーションに問題がありそう。
なかなか人が定着しないため、給料を上げるなど対策を練りますが、1万2万給料が上がったところで実質的な効果は少ないようです。

正解は分かりませんが、こうした会社側の姿勢は今後の採用市場において問われていくと思います。
会社側と従業員側がともに人間関係を良好に保つ努力をし続ける事が結果的に社員の定着率へとつながるのではないでしょうか。

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