面接時のアンケートが語る採用指針!会社が『求める人物』『求めない人物』を明確にすることで防げるアンマッチ!
2014年11月6日
面接の冒頭で応募者にアンケートを記入させる会社がいくつかあります。
某イベント企画・制作会社、某映像制作会社・・・などなど、採用の専従部署を置いている会社に多く見られます。
各社が行うアンケートの目的は、ひとえに会社の考えとマッチする人材かどうか確かめる為。
10問中10問がピッタリ来なければいけないというわけではなく、「どのような違いがあるのか?」「採用することでスパイスになるのか?」などを分析する材料になるわけです。
例えば、簡単な設問例として・・・
Q.仕事の進め方で自分に当てはまるのはどちらか?
A チームで協力しながら進めていく
B 1人で黙々と成果をあげていく
アンケートの回答に間違いはないのです。
会社の体質や職種、業務内容によってどちらが適当か、それだけです。
あまりにもアンケートに頼りすぎた選考はいただけませんが、会社として採用ターゲットが明確になっていることには感心します。
応募者とのフィーリングは重要ですが、会社の採用指針がなければ行き当たりばったりの採用とも言えます。
ある会社では自社の採用WEBページに、『求める人物像』『求めない人物像』を記載してあります。
自分がどこに当てはまるのか、自己分析が出来ていればこれほどわかりやすい募集要項はありません。
「会社に何を求められているのか?」「この会社で自分がどのように成長していけるのか?」
わかりやすく採用指針が示されていることで、想像することが出来るのです。
会社の採用指針が詰まった面接時のアンケートがお互いの“参考”になれば、自分に合わない会社に知らずに入ることも極力防げますし、会社側も早期退職を防げる可能性もあると期待出来るのではないでしょうか。
《石川かおり》