面接対策もバッチリ!会話が驚くほど続く『イエスアンド話法』
2014年4月17日
インプロビゼーション(通称インプロ)と言う即興劇があります。
台本がなく、アドリブで俳優さん達が演技を行う劇のことです。
そのインプロ用語で『イエスアンド』というものがあります。
私の尊敬するインプロコーチは言います。
「新たなことをクリエイトしようとするならばキッカケをどうしていくか」
『イエスアンド』とは受け入れて(イエス)からプラス(アンド)するコミュニケーション話法なのです。
会話の中で「しかし」や「でも」など否定するような接続詞を使わず、「実は」や「だから」などのプラスする接続詞を使うことです。
プラス接続詞の前にには必ず「そうですね」「私もそう思います」などイエスが必要です。
一旦相手の言うことを受け入れてから自分の意見をぶち込む。
あからさまに相手を否定していないので、見解の違いがあっても悪い気はしません。
一般企業の社員研修でもこの『イエスアンド話法』は学ばれています。
営業職やサービス業は使う場面が多そうですよね。
議論や意見のぶつけ合いまで行かなくても、普通の会話でも『イエスアンド』は不可欠です。
会話が続かない方は『イエスアンド』が不足しているのです。
<イエスアンド不足>
Aさん「飲みに行こうよ」
Bさん「はい」
し~ん・・・。
<イエスアンド活用>
Aさん「飲みに行こうよ」
Bさん「はい、普段どういう所で飲んでるんですか?」
Aさん「そこら辺の普通の居酒屋だよ」
Bさん「私もそうです。この前は○○に行きました」
延々と会話は続くのであった。
相手の言葉を受けて、話題をプラスして返す。
会話のキャッチボールが苦手な方や、面接で意地悪な質問に対しての対抗手段として『イエスアンド』を意識してみてはいかがでしょうか?
≪石川かおり≫