数が多過ぎて選びきれない!?番組制作会社を受けるなら決め手はコレ!

2014年1月6日

テレビ番組制作会社は東京(特に都心部)に集中しており、その数は500社とも1,000社とも言われます。

多くの会社で人手が足りていないのが実情ですが、
・採用に費用がかけられない
・人を採用しても育てる余裕がない
などさまざまな理由から募集をかけていない会社も多いようです。

それでも番組制作会社の求人は、経験の有無や新卒・既卒を問うものも含め相当数が日々発生しています。

番組制作のアシスタントディレクター職を希望する方から、何を基準に会社を選んで受ければよいかと相談を受ける事もしばしばです。
もちろん人によって会社選びの基準は異なりますし、これがベストと言う選び方も存在しません。

そこで番組制作会社選びの例をいくつかご紹介してみたいと思います。
ご自分の会社選びの参考にしてみてください。

いろいろなジャンル

≪制作ジャンル≫

多くの番組制作会社では、いくつかの制作ジャンルに特化して番組制作を行っています。
バラエティ専門、ドキュメンタリー専門、スポーツ専門など得意ジャンルを持つ会社も多いので、例えばスポーツ番組の制作に携わりたいと考えるのであればスポーツ番組専門の会社を選択するのも良いでしょう。

≪休日・残業≫

基本的にハードな業界だと理解しつつも、少しでも残業が少なかったり休みがキッチリ取れる会社を選びたい!
その考え方は決して間違ってはいませんが、こう言った求人はテレビ業界全体の割合から見ても非常に少ないため、その他の希望条件と併せて選びにくくなる可能性もありますのでご注意を!

≪給料≫

番組制作会社の給料は、20歳代前半未経験者の場合で概ね月額17万円~21万円程度です。
3~4万円の差ですが、この給与額の中では非常に大きな金額差ですのでここを重視したい気持ちも分かります。
ただ一見高い給与額に見えても、実はその金額に交通費が含まれていたり、社会保険がついていなかったり。
こう言った側面から考えても、実際には会社によってそれほど大きな金額差は生じていない可能性もあります。
給料については金額だけでなく、交通費や社会保険、福利厚生など全体のバランスで考えた方が良いでしょう。

≪勤務地≫

これは未経験者には少し分かりづらいかも知れません。
ざっくり言ってしまえば、“テレビ局内勤務” or “番組制作会社勤務”、と言う事になります。
テレビ局内で勤務するスタッフの多くは、番組制作会社から派遣されています。
経験者の場合、この点を重視する方が意外と多いようです。
また、番組制作の仕事内容が“スタジオがメイン” or “ロケがメイン”、と言う点も経験者が気にするポイントです。
いずれもどちらが良いと言う事ではなく、経験してみないと分からない事です。
未経験者の方が重視するポイントではないかも知れません。

≪雇用形態≫

正社員・契約社員・派遣社員・フリーランス(業務委託)、テレビ業界にはさまざまな雇用形態が存在しています。
多くの方は正社員を希望していると思いますが、働き方や給与・待遇などを見る限り内容にはそれほど差がないと言えます。
正社員を希望する人の多くは「万が一クビを切られたら・・」と言う点を心配していますが、少なくともADを経験している20代の若者がクビになってしまうケースはほとんどありません。
※何かよっぽどの事をしでかした、と言う事でなければですが。
AD経験者について言えば、テレビ業界内では非常に需要の高い人材です。
スタートの時点で希望する雇用形態でなかったとしても、経験を積む事で業界内の転職は比較的スムーズになります。

以上参考までにご紹介させて頂きましたが、他にも社風や社員の年齢構成、会社の規模などこの業界にもさまざまな会社選びのこだわりポイントが存在します。
また、好きな番組や普段よく見ている番組を制作している会社を受けると言う方も多く見られます。

キャリアトレインでも、登録面談を経て求人をご紹介させて頂く際には、求人毎にその会社の特徴をご案内させて頂いております。
ぜひあなたのご希望をお聞かせください。

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