“マスコミ業界の仕事は大変”のイメージと現実。

2013年7月29日

“マスコミ業界の仕事=大変”のイメージは、未経験者なら誰しもが少なからず持っていると思います。
でも、大変って具体的に何が?どの辺が?となると、多くが漠然としたイメージでしかないようです。

実際にマスコミ業界経験者たちが語る現実の“大変”と未経験者の持つイメージの“大変”には、意外とズレがあるのも事実。

経験者たちの語る“大変”を知る事で、これから業界へ挑戦する未経験者の皆さんに少しでもマスコミ業界で働くイメージを固めて頂けたらと思います。

《拘束時間の長さや勤務時間の不規則さ》

これは未経験者にも比較的知られた情報だと思います。
実際にこのような経験をした事がない中で「私は平気!」と言う方も多いのですが、実はその根拠も非常に曖昧です。

例えば楽しい時や充実している時、明確な目標や終わりに向けて何かをしている時、これらの時間はあっという間に過ぎていきます。
気が付いたら“こんなに時間が経っていた”なんて事も少なくないでしょう。

しかし、実際のマスコミ業界では少し様子が違います。
他の人の作業待ちや確認待ちと言ったいわゆる待ちの時間、進められるだけ進めると言う終わりの見えない作業、自分が与えられた仕事を終えても周りが終わらなければ帰れない、等々時間がより長く感じられるシチュエーションも多いようです。

また、入社して間もない頃はなかなか自分が希望するような休日の取得が難しく、プライベートの予定を立てるのも簡単ではありません。

マスコミ業界に限った事ではありませんが、自分自身で時間をコントロール出来ないと言う事は実は想像以上に大変な事なのです。
と同時に、マスコミ業界で上手くやっていける人とは時間の使い方が上手な人であるとも言えると思います。

電話をかけるディレクター

《厳しい人間関係》

どの会社にも程度の差はあれ厳しい先輩や上司はいるものです。
これは未経験者のみなさんも想定の範囲内だと思います。
ただマスコミ業界では、自社の先輩や上司だけに限らず、行く先々や現場でも人間関係の厳しさを感じるかもしれません。

マスコミ業界は良くも悪くも遠慮のない世界。
現場で見知らぬ人にいきなり怒鳴られた、なんて事は珍しくもない事。
直属の上司や先輩だけでなく、仕事で関わる全ての人に最大限の気遣いが求められます。

兎にも角にもマスコミの仕事に関わっていれば落ち込む場面も多いはず!
そんなマスコミ業界で上手くやっていける人とは、落ち込む事はあってもいつまでも引きずらない、そんなタフな人かも知れません。

《長い下積み時代、自分は向いていないのか》

いわゆる“アシスタントからの脱却”。
この業界でキャリアを積みたければここが最初の目標となるはずです。
アシスタント時代は一概に何年間とは決まっていません。
ある日を境にいきなり一人前と認められるわけでもありません。
徐々に実力が認められ、少しずつ任されて、と言うように一歩ずつ階段を上がっていくのです。

ただ実際のマスコミ業界では、アシスタントは単なる下積みと言う位置付けではありません。
アシスタントとして任される仕事の範囲も多く、アシスタントがいなくては現場が回らないとも言われます。

「下が入ってこないから」「上が詰まっているから」「だから自分が上に上がれない―。」
経験者から実際によく聞く話です。
こう言った現状も踏まえて転職相談に来る業界経験者は非常に多いのです。

また「自分はアシスタント向きではあるけれど、ここから先に進むのは実力的に難しい」
と判断し、それでもマスコミ業界内で別の道に進めればと相談に来られる方も多いです。

就職転職サポート

他にもマスコミ業界の大変さは挙げればキリがありません。
限られた時間や予算の範囲で最大限にクリエイティブを発揮する事の厳しさ、一部に受け入れらる事は出来ても万人に受け入れられる事の難しさ、一生懸命創り上げた作品がさまざまな事情によって簡単にボツになる恐ろしさ、経験を積めば積むほど新たな悩みに直面する事になるでしょう。

このようにマスコミ業界の仕事には未経験者の想像を超えた苦労もありますが、逆に想像を超えたやりがいや面白味があったり、
業界に入る前には考えもしなかった新たな目標が芽生える事も多いのです。
離職率が高い業界と言われますが、これはやはりアシスタント時代の話。
当然ながらマスコミ業界では経験を積めば積むほど離職率は下がります。

キャリアトレインでは、未経験者でも「マスコミ業界でこうなりたい!」と言う目標を持った方を全力で応援しています。
不安を抱えて挑戦を迷っている方もたくさんいらっしゃると思いますが、ぜひお気軽にご相談ください!

申し込みフォーム

PAGE TOP