【実録!内定者シリーズ】第13回:半年後の転職もアリ!アクションを起こした者だけが掴み取る本当に幸福な内定
映像・芸能・イベントなど、マスコミ業界の求人の多くは、
「今すぐに人が欲しい!」
というものばかり。
ギリギリの人数で業務を行っている業界ならではなのだが、
どこかの会社で働いていて転職をしたい現職中の方には動きにくい状況だ。
確かに、離職中ですぐにでも動ける人ならば話しは早い。
では、現職中の方はチャンスを逃すばかりなのか?
私はここで大否定をしたいと思う。
「縁がなかった」という結論で採用が見送られることもあるが、
企業側も本当に採りたい人材ならば、ある程度の期間は待ってくれるものだ。
「すぐに来れない?ならいいや」
という企業ならば、それまでのことなのでは?
アルバイトや期間派遣でもあるまいし、
『正社員・契約社員』採用であるならば、
すぐ来れる来れないの判断で合否を出すのは乱暴だと思う。
求職者の方も、現職の会社と嫌な雰囲気になってまで退職を急ぐ必要はない。
キレイに辞めることも社会人としてのマナー
ただ、転職へのアクションを起こしたからこそ、
合否を左右する機会まで辿りつくわけで。
現職中だからと言って、何もアクションを起こさなければ、
いつまで経っても望むような転職の機会は得られない。
ここで2名の登録者(求職者)をご紹介しよう。
☆アシスタントプロデューサーMさん(29歳)
人気テレビ番組のAPとして某番組制作会社で活躍中のMさんは、
昔からの目標であるドキュメンタリー番組に携わりたいと考えていた。
現職の会社ではバラエティ番組の制作がほぼ100%で、
ドキュメンタリー志向の会社ではまったくない。
30歳を前にして、思い切って会社を変えることに。
しかし、APとして番組の責任を負っているMさんは、
内定後1ヶ月で新しい会社に、というわけにはいかない。
それぞれの番組にはキリが良い時期というのがあるもので、
Mさんはその時期に合わせて転職を希望していた。
その時期というのは、キャリアトレインの就職・転職サポート面談から半年後のことだった。
面談後から私はMさんの希望が叶う会社を探し始めた。
ほとんどの会社が、こんな感じだった↓
「今すぐならなぁ・・・」
「半年後!?その時になってみないとわからないなぁ」
1ヶ月、2ヶ月と時が経つうちに、
Mさんもキャリアトレインに期待出来ないのではないかと不安になった・・・。
しかし、3ヶ月経った頃、
Mさんの希望にピッタリの会社が手をあげてくれたのだ!
そこからは面接~内定ととんとん拍子に進み、
内定から3ヶ月後の入社ということで見事転職を成功させた。
理解を示してくれたこの会社には感謝するとともに、
Mさんの早くからのアクションにも感心した。
就職・転職サポートに応募してくれなければ、私が動くこともなかったし、
忙しいMさん自らが転職活動を積極的に出来るはずもなく。
言い方が悪いかも知れないが、
人材紹介会社をうまく使ったMさんはナイスアクションだったわけだ。
もう1名。
☆番組制作デスクYさん(25歳)
テレビ番組のアシスタントディレクターとして2年程活躍していたYさんは、
家庭の事情から退職し、一般企業の事務として勤務していた。
番組の世界を諦めきれないYさんは、
制作デスク(事務寄りの仕事)として業界復帰を希望していた。
事務としてそれなりの仕事を任されていたYさんは、
退職までに2ヶ月は必要としていたのだ。
制作デスクも同じく、すぐに来て欲しいという求人ばかり。
Yさんを何度も企業へ推薦させて頂いたのだが、
その度に書類選考でNGとなっていた。
理由はただ一つ、『入社日が遅すぎる』
Yさんもただ残念がっているばかりではなく、
現職の会社を辞める時に引き継ぎがスムーズに行くよう、
普段から工夫を凝らすようにしていた。
いつか巡ってくるチャンスを逃さない為に。
早くから動いて、着々と準備をしていたYさんに朗報が!
大手番組制作会社の制作デスクとして内定が出たのだ。
この会社はYさんを評価し、Yさんの退職を待ってくれるという。
他にも候補者はいたようなのだが、Yさんが良いと判断し、
良い人を採用したい会社としては『待つ』という結論になった。
Yさんは9月~10月の入社に向けて、現在退職準備中。
他にも早くから相談に来社し、チャンスを掴み取った登録者(求職者)はたくさんいる。
実際にエントリーまで進まなくても、
マスコミ業界の実態や求人状況などを確認し、
意思が固まるまで時間をかける人もいる。
一人で悩まず、まずは相談して人材会社をフル活用すべし!
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