新卒3ヵ月でブラック企業退職からの~念願のテレビ業界へ転職!決断&行動の早さに勝機あり!

2023年7月13日

新卒で入社した会社を3ヵ月で退職し、7月からテレビ番組の制作会社でアシスタントディレクターと勤務することになったOさん(22歳)。

この3月に大学を卒業して、不動産関連の会社に就職したのですが、その会社が超絶ブラック企業だと知り、早々に退職を決意しました。

大学の就活時にはテレビ番組の制作職を希望していたのですが、なかなか選考に通らず、最初に内定をもらった不動産関連会社に入社を決めた経緯があります。

企業説明会やネット上で公開されている情報からは、その会社がブラック企業だなんて知る由もありませんでした。

Oさんが前職をブラック企業だと判断した理由はいくつかあります。

理由①:月に1日も休みがなかった
理由②:帰宅は毎日終電近くになる
理由③:次々と社員が辞めていく(同期全滅)
理由④:通勤交通費が出ない
理由⑤:辞めるのが当たり前の空気が漂っている

パワハラやセクハラなどのハラスメントはなかったようなので幸いでしたが、聞いているだけでも長く続けるイメージが持ちづらい会社のようです。

この会社の場合、月額の給与だけは良かったようで、新卒でも28万円くらいの基準だったそうです。

学生から見ると給与が高いことは単純に魅力に感じるでしょうし、その裏にあることなど想像できないかと思います。

Oさんも仕事が忙しいのは苦に思わないそうなのですが、こんなにハードならば好きなことで頑張りたいという気持ちが強くなったそうです。

それが、Oさんにとっては元々目指していたテレビ番組の制作職でした。

もう少し頑張れば希望があったのかと言うと、次々と社員が辞めていく職場が一向に改善されていないことから期待はできないと思います。

「新卒で入社した会社を3ヵ月で退職」と、ただそれだけを見てしまうと批判的な意見もあるかと思いますが、実態を知れば我慢する意味はないかとわかるかと思います。

Oさんは性格的にさっぱりした方なので、決断も早かったのですが、今のところ功を奏したと思います。

退職してすぐにキャリアトレインの転職サポートに応募していただき、その日のうちに面談を行いました。

ブラック企業から抜け出したという思いももちろんありましたが、何よりも「テレビ番組の制作職にチャレンジしたい!」という気持ちが強く、前向きな気持ちでいることが転職スピード成功に繋がりました。

少し話がそれますが、「行動力がある」というのは転職を成功させる人に共通して言えます。

Oさんの場合も、前職を退職してすぐに行動に移しました。

転職サポート申し込み→転職相談の面談→応募書類作成→企業選び→企業へのエントリー→面接設定→面接→内定と、レスも早く迅速に進めることができました。

ブラック企業の特徴

とんとん拍子に転職を成功させたOさんですが、一度ブラック企業に就職して嫌な思いをしている分、転職することに対して「怖い」という気持ちはありました。

「またブラック企業だったらどうしよう」
「どんな会社なら大丈夫なのかわからない」

キャリアトレインが紹介した会社が、「100%絶対にブラック企業ではない!」とは言い切れません。

もちろん、ブラック企業だとわかっていて紹介することはありませんが、よその会社のことを全部理解することは不可能です。

さらに言うならば、マスコミ・エンタメ業界で、完全ホワイトな会社というのは存在しないと言ってもいいかと思います(正直に)

だからこそ、キャリアトレインではわかっている限りにはなりますが、紹介する会社(仕事)のブラックな部分も包み隠さず登録者にお伝えしています。

何をもって『ブラック企業』なのかというのは、人それぞれ、会社によって色々な考え方がありますが、一般的には下記のような特徴がある会社を言います。

×長時間労働が常態化(過労死ラインは月80時間超の残業)
×休日が少ない(有給休暇が取りにくい)
×残業代の不払い
×ハラスメントがある
×厳しいノルマを課す

このようなわかりやすいブラック基準ではなく、「同族経営で家族以外は出世できない」とか「評価基準が曖昧」「ワンマン経営」「離職率が高い」「職場の人間関係が悪い」「会社が汚い(反対に時間外で掃除を強要する)」などなど。

ブラック企業臭が漂う職場はキリがなく挙げられます。

ちょっとした違和感だけでブラック企業だと判断するのは早計ですが、我慢はほどほどにするべきです。

ブラック企業で働いた経験を持つ方は、こんなことを言います。

「働くこと自体が怖くなった」
「前向きな気持ちになれない」
「次の会社もブラック企業かもしれない」

過剰に恐れるまでいかなくても、次の会社選びには慎重になり過ぎてしまったり、選び方がわからなくなったりする方もいます。

ブラック企業の勘違い

ブラック企業の見極め方として、ちょっと勘違いされていることがあります。

・会社規模は関係ない(中小企業だからブラック企業が多いわけではない)
・ブラック社員が存在するだけ(会社が対応しないのはNGですが)
・面接の印象が悪いだけ(たまたま面接での印象が悪かっただけかも)
・繁忙期の長時間労働(長時間労働が常態化しているわけではない)
・休みの取り方が変則的なだけ(年間休日日数分は休めているかも)

業界や職種の特性もありますので、入社前にきちんと確認して判断してください。

ブラック企業を恐れるあまり、自分では判断できなくなることもあります。

人材紹介会社(転職エージェント)では、企業の特徴や公開されていない情報を持っていることがほとんどです。

もちろん鵜呑みにせよ、というわけではありませんが、自分ひとりで調べるよりも効率が良いこともあります。

ブラック企業を経験した方も、ブラック企業とはどんなことを言うのか詳しく知りたい方も、まずはご相談ください!

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<石川かおり>

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