マスコミ・エンタメ業界志望者ならではの転職先の「決め手」!

2023年3月16日

転職先の企業を選ぶ際、何らかの“決め手”があるはずです。

決め手となる理由は人それぞれで、転職の軸となる重要なポイントになるかもしれません。

転職の軸とは少し違いますが、「○○に惹かれた」とか「○○が良かった」など、実際に面接などで企業を訪問した際に感じたことなども影響します。

面接はただ選考を受けるためだけではなく、転職希望者(応募者)からも企業をジャッジすることができる機会となります。

前職(現職)ですべて満足していて何も問題なければ、転職する理由は見付かりづらいかと思います。

転職しなければ叶えられないことや、改善したいことがあるから転職活動を行うのが一般的です。

だからこそ転職先の決め手となるのは、そういったことが実現できそうだと感じる部分になるかと思います。

人事トータルソリューション企業の株式会社ベクトルが行ったアンケート調査があります。

Q.「転職先の決め手はなんでしたか?」

第1位:「希望する仕事内容」
第2位:「休日休暇が希望にあっている」
第3位:「勤務時間がよい」
第4位:「給与、年収が高い」
第5位:「希望の通勤地」

その他、「オフィス環境がよい」「楽そうだったから」「社風に魅力を感じる」といった、労働条件だけではなく、企業の雰囲気に関する回答もありました。

全体的にライフワークバランスを重視する回答が目立ちますが、“決め手”としては一般的な理由かと思います。

キャリアトレインの転職サポート登録者の場合、上位に来る回答が少し違うかなぁという感じです。

キャリアトレインの転職サポート登録者が転職先を選ぶ際、“決め手”となることは?

第1位:「希望する仕事内容」→一般的な理由と同じ!
第2位:「福利厚生が整っている」→一般業界からの転職でも安心できる!
第3位:「給与、年収が高い」→業界経験者の場合!
第4位:「雇用形態」→正社員または正社員登用がある!
第5位:「フォロー体制がある」→入社後の教育制度がある安心感!

「勤務時間がよい」「休日休暇が希望にあっている」に関しては、マスコミ・エンタメ業界ではなかなか難しい問題になっています。

マスコミ・エンタメ業界を志望する方は、ワークライフバランスに関しては、「諦めている」と言ってはいけませんが、それよりも「やりたい仕事に就くこと」を重視している方がほとんどです。

マスコミ・エンタメ業界ですでに働いている方の場合、「休みや時間を安定させたい」という転職理由は多く、そういった企業や求人があれば“決め手”になります。

転職したいと思ったきっかけ

株式会社ベクトルが行ったアンケート調査では、「転職をしたいと思ったきっかけ」についても回答が出ています。

第1位:「職場の人間関係が悪い」
第2位:「給与に不満がある」
第3位:「休日が少ない」
第4位:「やりがいがない」
第5位:「上司のパワハラ」

そりゃ転職したくなるわな、という理由のオンパレードです。

キャリアトレインの転職サポート登録者も、転職理由で多いのは「人間関係」です。

逆に、給料などの条件は悪くても、「人間関係」が良いので頑張れたという話もよく聞きます。

しかし、「職場の人間関係」や「上司のパワハラ」などは、入社してみなければわからない部分はあります。

面接時などで会社の雰囲気を見ることができたとしても、「お客様扱い」で「外面」かもしれませんので、本当のことはわかりません。

じゃあどうすればいいのか?

絶対に回避できるとは言えませんが、入社前に以下のようなことに注目してみると垣間見えることもあるかもしれません。

■残業や休日についてなどの質問にごまかしなく答えてくれるか
■こちらからの質問に対して丁寧にきちんと答えてくれるか
■社員同士の会話(気兼ねなく話しているか)
■挨拶が活発に交わされているか
■会社のTwitterやFacebookなどのSNSを見る(社長や社員個別のSNSも)
■口コミサイトをチェックする

特に逆質問への企業側の対応で、風通しの良さなどは感じ取れるかと思います。

どのタイミングで聞けばよいのか、という心配もあるかと思いますが、入社を決断する前には遠慮なく確認するようにしてください。

そして、入社前に会社の社風や雰囲気を知るには、その企業のことを知っているキャリアトレインのような転職エージェントを利用するのも効率的です。

転職先の雰囲気を知るためのサポートを行っていますので、どうぞご気軽にご利用ください。

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<石川かおり>

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