警察官、看護師、キャビンアテンダント!?マスコミ・エンタメ業界へのキャリアチェンジ

2022年11月1日

西九州新幹線開業のニュースを観ていたら、インタビューを受けている人の肩書にビックリしました。

『元新幹線運転手のテレビプロデューサー』

何気に鉄子の私としては、「ど、どうして!?」って感じです。

新幹線の運転手になるのも凄いけど、テレビのプロデューサーだってそうなれるものではありません。

この方の「セカンドキャリア」がテレビ業界になった経緯は知る由もありませんが、面白いキャリアをお持ちですよね~。

「セカンドキャリア」と言うと、以前は定年後や脱サラした方の「第二の人生の職業」というイメージがあるかと思います。

「セカンドキャリア」は、ある程度キャリアを重ねた人が、やりたかった仕事に挑戦することの意味合いが強くありました。

若くても、スポーツ選手などの引退後の職業や結婚や育児によって一度退職した女性にも当てはまります。

最近は年齢に関係なく転職は当たり前になっているので、セカンドだサードだなんて言ったらキリがないかもしれませんが、人生の節目においての「キャリアチェンジ」を言います。

キャリアトレインでは、求人の年齢層の中心が20~30代のため、登録者のほとんどはキャリアが浅めとなっています。

これまでとは別の仕事に挑戦するのは同じですが、「セカンドキャリア」と言うよりも、「キャリアチェンジ」の方がしっくりきます。

新幹線の運転手だったという登録者は見たことがありませんが、驚くべきキャリアチェンジをした方はたくさん見てきました。

こんなキャリアチェンジも!

一般企業の会社員や何かの販売員など、マスコミ・エンターテインメント業界とはまったく関係ない仕事からキャリアチェンジする方はたくさんいます。

そのなかでも、こんな前職の方たちはちょっと珍しいかもしれません。

警察官、自衛官、教師、看護師、消防士、寿司職人、プロスポーツ選手など。

前職は医師で、現在は某大手番組制作会社のプロデューサーという方も知っています。

何かの研究員、理系な職種、ガテン系の方は案外ご縁がありません。

難しい資格が必要な職業もあれば、お給料などの労働条件がよい職業もあります。

そういったことをある意味リセットして、まったくの未経験職種に飛び込んできたわけです。

CASE1:キャビンアテンダントからバラエティ番組制作ADに
某航空会社でキャビンアテンダントとして勤務していたSさん(24歳)。
コロナの影響で大幅減収となり、今後のことを考えるきっかけになりました。
以前から興味のあったテレビ業界に転職しようと決意してからの展開は早く、転職活動を始めて1ヵ月以内に内定を得ることができました。
現在番組制作会社のアシスタントディレクターとして、人気番組を担当しています。

CASE2:競輪選手からスポーツ番組制作会社へ
競輪選手としてタイトルも獲得したことのあるTさん(27歳)。
怪我をして将来のことを考えた時に、懇意にしていたテレビディレクターに相談しました。
競輪以外にもスポーツ全般に興味があり、アスリートの取材やマイナーな競技を広めるような番組を作りたいと考えるようになりました。
現在は公営競技の中継を担当。持ち前の体力と根性で、1日でも早くディレクターになりたいと頑張っています。

CASE3:議員秘書から芸能マネージャーに
大学の先輩の紹介で議員秘書になったNさん(25歳)。
人をサポートすることが性格的に向いていて、秘書の仕事も適性を感じていました。
議員の先生が政治活動を終えることになり、初めて自分で仕事を探すことになりました。
大学時代に演劇活動をしていたこともあり、芸能界には漠然と興味を持っていたNさんは、自分に向いている仕事はないかと探したところ、タレントを支えるマネージャー職を見つけました。
社会性もあり、ホスピタリティ精神も兼ね備えているNさんには、新たな適性を感じることができています。

前職が何であろうと、マスコミ・エンターテインメント業界への転職は誰しも勇気がいることかと思います。

ご自身で色々と調べても不安がすべて解消されることはなかなかないかもしれません。

退職する前に、是非ご相談いただければと思います!

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<石川かおり>

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