コロナ第7波真っ只中!企業の求人状況はどうなってる?
2022年7月20日の全国の新型コロナ感染者は過去最多15万2536人となりましたが、これが掲載される頃には過去最多が更新されているかもしれませんね。
コロナ禍では、企業の採用活動が抑え気味になる傾向も一部で見られましたが、第7波真っ只中の現在はどうなっているかと言うと。
2022年5月転職求人倍率は1.85倍
求人数は調査開始以降で過去最高値、コロナ前の2019年同月比では165.4%に
参照:「転職求人倍率」doda
第7波到来直前の数字ではありますが、傾向として今現在も変わりはありません。
厚生労働省の発表でも。
令和4年5月の新規求人倍率は2.27倍
参照:「一般職業紹介状況(令和4年5月分)について」厚生労働省
新規求人倍率は、ここ数か月間ずっと同程度で推移していましたが、上昇傾向は続いています。
コロナ禍や第7波到来の中、企業の採用活動には3つのパターンが見られます。
①変わらずに求人を行っている
②投資的な求人を行っている
③現在の人員で乗り切ろうとしている
現在は、採用活動を抑えめにしている企業はかなり少ない印象で、毎日のように求人依頼や相談が届いています。
コロナ禍以来、2~3年振りに求人が発生した企業も多数出てきています。
複数名の採用、複数の職種で大々的な採用活動を行っている企業も多く、採用活動はコロナ前に戻ったと言ってもよいかと思います。
また、採用計画を立て直し、未経験人材を受け入れて育てていく準備が整ってきた企業も多く見られます。
「未経験者歓迎」の求人が増えている今、求職者の皆さんにとってもチャンスが多くなっています。
7月~9月は転職活動にもってこいの時期
求人数の増加もさることながら、転職希望者数も増加傾向に転じています。
マスコミ・エンタメ業界では、求人数が増える時期というのはピンポイントでは伝えづらくなっています。
年間を通して、求人数の大幅な増減は見られません。
しかし、あえて言うならば、7月~9月は転職活動をお勧めする時期ではあります。
下記のような理由で転職活動を行う方が活発になるので、企業も合わせて採用活動が活発になる傾向があります。
理由①夏の賞与後に転職を検討する人が動き出す
理由②夏休み(お盆休み)明けに転職活動を本格化させる動きがある
理由③上半期終わりの9月までの契約で働いている人が次を探し出す
理由④下半期10月入社を目指す人がいる
理由⑤秋から転職活動を始めて年内いっぱいで退職を考える
企業側も、下半期の計画が見えてくるので採用計画も立てやすくなります。
また、テレビ業界などでは秋からの新番組や年末年始特番に向けて採用を増やしてきます。
一般的に、半期の変わり目である10月や年末の12月を目安にする方も多いかと思います。
転職時期を決めて逆算すると、転職活動(計画)が進めやすくなります。
とは言え、どうやって転職活動を進めていけばよいのか、なかなかわからないものです。
そんなときは、まずは転職のプロであるエージェントを利用するのも効率的です。
どうぞお気軽にお問い合わせください!
<石川かおり>