4名の番組制作アシスタントディレクター希望者!転職成功の明暗を分けたのは?
最近、同じ希望を持つ、タイプの違う4名の登録者の転職をサポートしました。
4名全員が、、、
〇20代前半
〇番組アシスタントディレクター志望
〇専門学校や大学を卒業後、2~3年の社会人歴あり
〇現職中
〇都内通勤エリア在住
性別は、男性2名に女性2名と半々です。
転職条件に関しても同じで、、、
〇年収や待遇にこだわりはない
〇テレビ業界の休日や勤務時間は承知のうえ
〇勤務地は都内であればどこでも
〇1~3か月以内で勤務開始したい
パッと見は同じ属性でも、4名のタイプが見事に異なり、こんなに差が出るものかと改めてサポートするうえで勉強になりました。
結果から言うと、4名のうち3名は希望を叶え、すでにテレビ業界での仕事をスタートさせている方もいます。
タイプの異なるAD希望の4名には、転職成功までに、こんな紆余曲折!?がありました。
転職が成功する人の特徴
タイプ別に4名のAD希望を分けると、こんな特徴が見えてきました。
それぞれの特徴を見て、最強なのは「器用で頑張る人」Aさんです。
Aさんは4名のなかで一番早く転職を成功させました。
Aさんご本人の努力もあり、スムーズに進み過ぎる感もあったので、選考過程では慎重に話しを進めた部分もあります。
とんとん拍子は良いのですが、転職した後に大きなギャップを感じるのを避けるためです。
「不器用だけど頑張る人」Cさんは、転職成功までに時間がかかりました。
面接対策を重ねても、本番でうまく発揮できず連敗することも。
そんなCさんには、どうしたら良いのか具体的に対処法を練り上げることでどんどん良くなっていきました。
Cさんは、「挑戦したい」という気持ちを強く持ち続け、番組制作会社から内定を得ることができたのです。
少し困ったのは「器用だけど頑張らない人」Bさんです。
何でもそつなくこなすBさんですが、気持ちが入っていないのがわかるのです。
返事は良く、真面目な“ふり”をするのですが、いつも少しだけ約束を守りません。
Bさん自身で応募している番組制作会社もあり、何社か面接までは進んでいる様子。
こちらが頑張ってサポートしてもフェードアウト系かと思っていましたが、何度か相談を重ねるうちにBさんもようやく本気モードになってくれました。
Bさんのための転職なのに、こんな風に言うのはおかしいですが、転職を通してBさんの器用さを良い形で発揮してほしいと考えていました。
「不器用なのに頑張らない人」Dさんは残念でした。
せっかくのご縁なので、転職成功までサポートしたかったのですが、途中で「転職活動する時間がない」と言われてしまいました。
そのうち連絡が取れなくなり、転職サポートは終了しました。
どのようなタイプの方であろうと、人生の大事な場面で頑張れない人はうまく仕事に就いたとしても続かない可能性があります。
それでも器用な人であれば、次から次へと進むことはできるかもしれませんが、頑張ることができない人はどこかで限界がくるのではないでしょうか。
<石川かおり>