56.1%が電話嫌い!『固定電話恐怖症』テレビ放送の反響

2020年2月10日

電話嫌い

2月5日の『スッキリ』(日本テレビ)で、『固定電話恐怖症』なる20代の電話嫌いの特集が放送されました。

この日はTwitterのトレンドでも『電話嫌い』や『固定電話恐怖症』が上がりっぱなしで、タイムラインでは「私も」「俺も」と共感の声だらけになっていました。

会社にかかってきた電話に出ることに恐怖を抱くことを『固定電話恐怖症』というようですが、なぜ恐怖を感じるのでしょうか?

放送内の街頭インタビューではこんな声があがりました。

「誰からかかってきたかわからない」
「顔が見えないので怖い」

確かに、会社にかかってくる電話のほとんどが知らない人からの電話かも知れません。

しかも、特に新人や若手社員に求められるのは『ワンコールルール』。

会社にかかってきた電話にはワンコールで出ろ!は会社員の基本です。

私も会社の固定電話が鳴るとワンコールで出ます。

それでほとんどが営業電話・・・。

相手も仕事なのだから仕方ないですが、私は営業電話が死ぬほど嫌いです。

ある意味で私も『固定電話恐怖症』かもしれません。

営業電話に心底イラつくので精神的によろしくありません。

固定電話に出たくないかと言われれば、確かに出たくありません。

それにしても、「会社にかかってくる電話に出るのが嫌い」なのは、スマホ世代で固定電話に馴染みのない20代だけではないようです。

56.1%が電話嫌い

全国20~60代の会社員の男女481名を対象に「会社にかかってくる電話に出るのが嫌い」かの調査ではこのような結果が出ています。

20代   64.0%
30代   57.0%
40代   57.5%
50代   51.1%
60代以上 42.2%

出典:しらべぇ編集部

若者に限らず、みんな嫌いなんじゃん!

嫌いでも“仕事だから”頑張って出るわけです。

電話対応必須の業種や職種はあります。

電話で話せる安心感=信用になる業種もありますし、緊急時や電話じゃないと解決しない問い合わせなどもあります。

しかし、会社の固定電話は必要ないという会社も続々と出現しています。

固定電話をなくして業績アップ!?

『スッキリ』の放送内でも紹介していましたが、固定電話をなくして業績がアップする会社もあります。

■都内IT企業の事例

固定電話をなくした結果、残業時間や休日出勤が34%も削減。
電話を受けることで仕事の手が止まっていたのがなくなり、新規顧客の開拓に時間を割くことができるようになったことで受注も2倍に。

このIT企業のように、ホームページにはお問い合わせフォームはあるけれど固定電話の表記がない会社も見かけるようになりました。

少し前まではこのような会社は「怪しい・・・」なんて思われていましたが、最近は特別珍しいことでもなくなりました。

会社の固定電話不要論には賛否両論ありますが、時代に合わせて連絡手段が変化していることは間違いありません。

嫌だから止める・逃げるというよりは、より効率の良い手段を模索していくことが必要なのだと思います。

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<石川かおり>

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