面接で「言葉が出てこない!」原因と改善策

2020年1月21日

キャリアトレインの就職・転職サポート面談では、出来るだけ登録者(求職者)の皆さんに話してもらうよう心掛けています。

コンサルタントの私ばかりがベラベラ話すのはNGです。

登録者の皆さんが悩んでいることや不安に思っていることをお話してもらい、取り除けるようにしなければなりません。

就職・転職成功まで会話を重ね、スムーズに進むようサポートします。

サポート面談は面接ではないので、ざっくばらんに何でもお話して欲しいのです。

せっかくキャリアトレインまでお越し頂くのですから、この際どしどし質問した方が良いかと思います。

しかし、なかなかお話して頂けない登録者の方もいます。

会話にならないとか、ネガティブな様子ではないのですが、「言葉が出てこない」という方がいます。

きっと、家族や友達とならば普通にお話出来るのだと思いますが、面接などの公の場で、自分の思っていることを言葉にして表現出来ない方は結構多いのです。

なぜ、言葉が出てこないのか?

こんな理由が考えられます。

面接で言葉が出てこない原因

面接などで、スラスラと自分の思っていることや言いたいことを言葉に出来る方の方が少ないかもしれません。

■人見知り

以前、日本人の大人の6割が人見知りという特集をテレビで放送していたことがあります。初対面の人と上手く話せない方は本当に多いのです。人見知りを克服するのは難しいかと思いますが、出来るだけ大きな声と元気な挨拶で、会話のとっかかりをこちらから作るように意識してみてはいかがでしょうか。

■口下手

「口ベタで不器用な僕がトップ営業マンになれた理由」という本があるくらいです。口下手な方は聞き上手でもあります。面接では一方通行で話せば良いというわけではありません。面接官から話を引き出すことが出来ればこっちのもんです。

■自信がない

「こんなこと聞いて良いかなぁ」「変なこと言ったらどうしよう」など、自信のなさから発言出来ない方もいます。面接では自画自賛くらいがちょうど良いのです。「こんなこと」なんて思わずに、自分のやってきたことに自信を持ってみてください。

■質問力がない

よく、「わからないことがわからない」と言う方がいます。物事の全体像を把握していないから、何をどう聞けば良いのかわからないのかもしれません。疑ってかかる姿勢でも良いかと思います。怪しいことはハッキリさせたいですよね。

■語彙に乏しい

言葉のバリエーションが少なく、頭で思っていることを言葉に出来ない方もいます。わからない言葉が出てきたらスルーせずに調べてみて、自分のものにする癖をつけるのが良いかと思います。

■気を遣い過ぎ

相手の顔色をうかがい過ぎる方がいます。「時間は大丈夫かな」「こんな質問は失礼かな」など、遠慮して質問しないパターンです。せっかくお会いしているのに、質問がない方がよほど寂しいものです。

■準備不足

企業や仕事について調べていなかったり、不摂生が原因でコンディションが悪いなど、面接に臨む姿勢が出来ていない方がいます。こんな状態では的外れな質問をしてしまう可能性もあり、最もNGな状態です。

言葉が出てこないからと言って、マニュアル通りの受け答えしか出来ないのは印象が良くありません。

心から自分が思っていることを言葉にして初めて伝わります。

面接官の心を動かすのは、上手に話す方より一生懸命に話す方です!

就職・転職サポート応募

≪石川かおり≫

PAGE TOP