声で不採用!?面接官に伝わらなければもったいない!
「声が小さい」
先日、某芸能プロダクションの面接を受けた男性候補者の不採用理由です。
確かに一見すると大人しい印象の方なので、面接前に十分緊張をほぐして臨んだつもりでした。
しかし、結果は残念なものでした。
面接に同席することは出来ない会社だった為、面接が始まったら私にはどうすることも出来ません。
面接時間は比較的長めだったのですが、それには理由がありました。
候補者の声があまりにも小さく、緊張していると思った面接官があれやこれやとどうにかしようとしてくれたそうなのです。
しかし、どんなに面接官が「緊張しなくて大丈夫だから」「友達だと思っていつも通り話してくれて良いよ」などと言っても、最後まで声が大きくなることはなかったようです。
今回の男性候補者に限らず、以前も「声が小さい」という理由で不採用になってしまった男性がいました。
同じく、芸能プロダクションの面接だったのですが、覇気を求める芸能プロダクションだし、ましてや男性候補者だし、声が小さいのは致命的になってしまいました。
声が小さい原因
面接では、話の内容よりも、言葉に詰まるよりも、声が小さい方がマイナスになります。
普段から特段大きな声でハキハキと話す方は、そんなにたくさんはいないかと思いますが、面接ではそこは頑張らないとなりません。
小さな声でぼそぼそと話すのは、面接官に悪い印象を与えてしまい、一緒に働きたいと思わせることは難しいかと思います。
声が小さい原因は下記のように言われています。
■極度の緊張
■自信がない
■人見知り
■気が小さい
■内向的な性格
■滑舌が悪さが気になる
■聞く人のことを考えていない
また、声が小さい方は表情も乏しい可能性があります。
笑顔がなかったり、感情があまりにも見えないと、相手も心を開きません。
面接では何倍増しで
職業にもよるかと思いますが、芸能プロダクションなどのエンタテインメント業界では、声が小さい方にお会いしたことがありません。
エンタテインメントによって感動や楽しさを伝える仕事をしている方達なので、表方や裏方も関係なく、パワーを感じます。
普段からむやみやたらに声を大きくする必要はありませんが、熱意を伝える場面では声の大きさは意識する必要があります。
キャリアのある中途の方でも、新人の時に戻った気持ちで、面接では普段の自分より何倍増しでハキハキしてみてください。
せっかく気持ちがあっても伝わらなければもったいない!!!
≪石川かおり≫