面接辞退に至る!?選考中に感じた違和感の正体
励まし方もほどほどに。
最近、求職者(登録者)と接する中で、物凄く反省したことがあります。
某芸能プロダクションA社の芸能マネージャー職での選考が進んでいたMさん(27歳)
業界未経験者のMさんですが、頑張って最終面接まで進んでいました。
しかし、最終面接の前日に、「辞退したい」と連絡が来たのです。
「芸能マネージャーになりたい!」と、やる気に満ちていたMさんからの突然の辞退。
ご自身でA社以外の会社も受けていたとか?
A社の選考が進むうちに入りたいと思わなくなったとか?
瞬時にMさんの辞退理由が頭の中を駆け巡りましたが、どれも外れでした。
Mさんは、「自信がなくなった」と言うのです。
それには2つの理由がありました。
プレッシャーを感じてしまった
書類選考から始まって、面接に臨むまで、A社が求める人物像や、芸能マネージャーとして求められることなど、細々細々とMさんに伝えました。
業界未経験者であるMさんは不安に思うこともあるだろうと、特に面接対策は念入りにしました。
それが逆にMさんにプレッシャーを与えることになってしまったのです。
求められていることの中で、1つでも自分に当てはまらないことがあると気になり始め、最後には、、、
「会社に期待されても答えられる自信がない」と、結論に至ってしまったのです。
家族からの反対
転職市場において「嫁ブロック」という言葉があります。
結婚している男性が、転職や起業の際に妻から反対されて断念する、という意味です。
嫁に限らず、家族からの反対で就職や転職の機会を逸する求職者の話はよくあります。
それがMさんにも起こりました。
上記のようなプレッシャーに思える話を家族にしたところ、「無理して働かなくても良いんじゃない?」という意見が出たそうなのです。
家族からの応援が得られず、Mさんの意欲は急降下してしまったのです。
立ち止まる勇気
Mさんの決断は、決して否定することなどではありません。
選考途中で自信がなくなったり、違和感を感じたら立ち止まることも必要です。
内定だけを目標にしていると、そこから続く入社後の自分を想像出来ていない可能性があります。
本当に自分がやりたい仕事なのか、選考途中だろうと向き合うことも大切です。
一時、弱気になったり、何か間違った認識になっているならば、私がサポートして修正することも出来ます。
今回のMさんの気持ちには、もっと気が付くべきだっと反省はありますが、、、
求職者の皆さんが納得のいく転職が出来るようお手伝いさせて頂きます!
≪石川かおり≫