好きな仕事は仕事じゃない!?テレビ業界で得られる楽しさ
連休明け、仕事しなきゃですね~。
突然ですが、孔子の言葉にこんなのがあります。
「汝の愛するものを仕事に選べ、そうすれば生涯一日たりとも働かなくて済むであろう」
つまり、、、
「好きな事を仕事にすれば、一生仕事をしなくていい」ということ!
目からウロコがボロボロ。
私自身、仕事でうまくいかなくて禿げそうなくらい悩んでいても、「あぁ、仕事するの嫌だぁ」とは思わないかも。
それなりに徒労感は感じても、現状を打破する為に悩むことは本当の意味での苦ではないのです。
テレビ業界で働く皆さんや、クリエイティブ系の仕事をしている方はまさにそうではないでしょうか?
そもそもテレビ業界に入った時点で“好き”な何かがあったはずです。
- 「テレビが好き」
「ものを作ることが好き」
「人を楽しませることが好き」
一見華やかに見えるテレビ業界ですが、番組を作るのは言わずもがな、決して楽な仕事ではありません。
テレビ業界は5K!?
番組制作の仕事で言えば、アシスタントのうちは3Kならぬ5Kなんて言われています。
- ①キツイ
②キタナイ
③キュウリョウヤスイ
④キュウカガスクナイ
⑤カエレナイ
こんな風に言われてしまう仕事ですが、やってられるのはやはり「好きだから」としか言えません。
そう、好きじゃなきゃやってられない仕事です。
ただ、「好きな仕事=仕事が楽しい」とはちょっと違います。
そもそも、仕事なんて楽しくないのが当たり前です。
学生時代のバイトや仲間と一緒に取り組んだボランティア活動ではないのです。
たとえ好きな仕事に就いたとしても、仕事の中で「楽しい」と思える時間はとても短いものです。
よく番組制作に携わっている方が口にする言葉があります。
「99%は辛くてどうしようもない、やってて良かったと思えるのは1%くらい」
この1%のために人生をかけられる仕事に出会えたのは幸せなことですよね。
仕事を楽しくすることも出来る!
「いつか楽しい仕事に出会えるはず!」と転職を繰り返してしまうのは避けたいところ。
いつかいつかと理想を追い求める【青い鳥シンドローム】に過ぎません。
願い通りの仕事に就けるのはごくわずかな方たちです。
好きな仕事じゃないからと言って、ふてくされていたらいつまで経ってもつまらないままです。
何が仕事をつまらないものにするのか、それは「やらされている感」ではないでしょうか?
小さな作業1つにもオリジナリティを加えることで、「やってる感」が生まれます。
「自分だったらこうする」と小さくても挑戦を積み重ねていくことで着実に力になるはずです。
理想を言えば、自分の仕事が誰かの喜びに繋がることで楽しさは増します。
テレビ番組を作る方ならば、視聴者を楽しませることを考える。
この仕事を終わらせたら先輩や仲間が助かるなど、身内レベルでも良いと思います。
誰の為にもならない仕事ってあります???
「自分の仕事は誰かに必要とされている」
そう考えられたら仕事がもっと楽しく、好きになれるかも知れません。
《石川かおり》