テレビ業界が求めるのは「元気で明るい方」ばかりではない!大切なのは・・・
ある番組制作会社の採用担当者曰く、、、
「いつでも元気で明るい人なんて滅多にいないですよね~」
確かに、明るい性格の持ち主でも「いつでも」っていうわけにもいきません。
「元気」にこしたことはないですが、「元気があれば番組制作も出来る!」と言うことでもありません。
とは言え、アシスタントのうちは「大きな声でハキハキと」が求められますが、仕事として割り切れるかどうか。
普段どんなに暗くても、仕事になったら変わればいいだけです。
冒頭の番組制作会社は、「元気で明るい社員」を理想としながらも、それぞれが持つ個性を重視しようと言う会社です。
実際に色々なタイプのアシスタントディレクター(AD)がいるそうです。
・声が小さい
・人見知りする
・愛想が良くない
これだけ聞いていると、ADとしてやっていけるのか不安になりますが、皆さん頑張っているそうです。
表面上は器用に人間関係を築けなくても、日々の仕事はきちんとこなし、目立たないけれどコツコツと取り組んでいるそうです。
もう一歩、二歩・・・と進む為には、どこかで克服しなければならない時が来るかと思いますが、上っ面が良くても「番組制作がしたい」と言う気持ちがなくては進むものも進みません。
面接では「理想的な若者」が受けるのは間違いありません。
ボソボソ覇気がなく、気持ちを伝えることも出来ないようでは企業も受け入れ難いのは当たり前です。
ただ、芯の部分で番組制作への想いを持っている方は伝わるものです。
これまで見てきた番組制作志望者で採用になった人達が全員「元気で明るい」わけではありませんでした。
話し下手で明るいタイプでなくても、強い想いを持っている方は採用になりましたし、ぼくとつと今でもテレビ業界で頑張っている方も多くいます。
案外、「元気で明るく頑張ります!キラキラ」みたいなタイプの方が持たなかったり・・・。
先日お会いした番組制作志望者は、明るく元気で会話も弾む面接受け抜群と思われる方でした。
ところが困ったことに番組制作を志望する理由がないと言うのです。
ただただ、「やってみたい」
「こんな番組を作りたい」「こういう会社が良い」「こうなりたい」と言う希望がまったくないのです。
つまり番組制作に対して何の志も希望もないのです。
私だったら不器用でも、その仕事への想いがある方を採用します。
興味本位で番組制作を志望してもらっても構いません。
きっかけは何でも良いと思います。
ただ、やるからには自分なりに目標を持って取り組んで頂いた方が仕事も楽しくなるのではないでしょうか。
《石川かおり》