“天職”はやってみなければ見つからない!一生の仕事にめぐり合うために

2022年7月4日

上京して間もない頃に出会った友達と、20年振りくらいに会って話をしました。

私が人材紹介の仕事をしていることは知っていましたが、具体的に話すのは初めてでした。

友達曰く、「あんたがそういう仕事をするとは信じられない!」とのこと。

当時は今とはまったく違う夢を追いかけていたので、意外に思うのも頷けます。

真面目に働いていること自体が驚きのようです。なんだそりゃ。。。

わざわざ上京してまでやりたかったことは20代前半には見切りをつけ、その後は「就職」という道を選んだのですが、人材紹介の仕事に出会ったのは25歳の時です。

エンターテインメントの世界で青春時代を過ごしてきたこともあり、マスコミ・エンタメ業界に特化した人材業に興味を持ったことがきっかけでした。

人材紹介の仕事とは何をするものなのかも知らず、縁あって転職することができたのですが、そこから20年近く同じ仕事を続けています。

興味がある程度で始めた仕事ですが、今では自分の“適職”であり、“天職”であると感じています。

“天職”とは?

日本国語大辞典には下記のように説明があります。

①天から命ぜられた職の意
②生まれながらの性質に合った職業

天から~と言うと、なんか凄そうですが、下記ように思えることが天職と言えます。

~転職だと思える仕事~
・やりがいを感じ、意欲的に取り組める仕事
・その人の才能や性格にあった仕事
・「好き」「楽しい」と思える仕事
・報酬が少なかったとしても続けたいと思える仕事
・ずっと続けたいと思える仕事

とは言え、“天職”と感じるポイントは人それぞれです。

~天職の感じる時~
・人から感謝される時
・人の役に立っているとき
・時間を忘れるほどのめり込む時
・面倒なことが発生しても苦にならない時
・長く続けたいと思う時

好きなことを仕事にできたらまさに“天職”!

それではどうしたら天職を見つけることができるのでしょうか?

天職の見つけ方

“適職”と“天職”の違いとは、こんなことが言えます。

“適職”は、自分に向いている仕事で稼げること。

“天職”は、自分の好きなことを仕事で表現できること。

マスコミ・エンタメ業界(クリエイティブ)の仕事は、この2つを得られると思いませんか?

~天職の見つけ方~
■自己分析する
・自分の好きなことは?
・自分の性格は?
・どんな時に喜びを感じる?
・得意なことは何か? など

■将来の目標を決める
・どんなことをして生計を立てる?
・チャレンジしたいことは?
・人生で大切にしたいことは?
・今後やりたいこと、やりたくないことは?

■やりたいことをやってみる
・とにかく自ら動く(偶然はあるけれど、自然に与えられるものではない)
・興味のあることを徹底的に調べる
・天職は1つとは限らないので色々なことをやってみる
・本気で何かに取り組んでみる

■人に相談する
・転職エージェントなど、転職のプロに相談する
・近しい人から自分がどう思われているか知る
・自分の価値観と現実がマッチするか確かめる
・自分の考えを人に話すことで整理できる
※天職が自分本位で大丈夫!人に意見を気にしすぎないことが重要!

キャリアトレインの就職・転職サポートの登録者の皆さんは、やりたいことがハッキリしている方が多いので、「自分の天職がわからない」と悩んでいる様子の方はあまり見かけません。

「やりたい仕事が向いているかどうかわからない」という方は多いですが、天職を考える前にやりたいことをやってみるという前向きな方が本当に多いです。

ある職業から別の職業に転職をした人を紹介する、『明石家さんまの転職DE天職』という不定期で放送される番組があります。

転職して天職を得た人たちがたくさん登場しますが、その意外性に驚かされます。

その人たちは、転職して新たなチャレンジをしたからこそ“天職”に出会えたわけです。

2021年1月6日ブログ「仕事は「やってみなければわからない」が正しいこれだけの理由

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<石川かおり>

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