25歳は転職のベストタイミング!キャリアアップor異業種(未経験)への挑戦
25歳は今後の人生を考えた時に、ターニングポイントとなる年齢です。
4年制大学を卒業して普通に就職した方の場合、入社3年が経ちいろいろと考えることも多いのではないでしょうか。
そこで“転職”という選択肢が生まれた場合、2つの方向が考えられます。
①キャリアアップ
3年間で身につけたスキルを活かして、経歴を高めたいと考える転職。
②キャリアチェンジ
興味がある業界・職種にチャレンジする異業種転職。
また、女性の場合はライフプランを考えての転職もあります。
30代に向かうにあたり、結婚や出産などのライフイベントを意識する方もいるかと思います。
「産休・育休制度があるのか」「状況が変わっても長く働くことができるか」など、転職するにしても新卒の頃とは軸が変わってきます。
25歳は、キャリアを築くにしても、働き方を見直すにしても、新たなステージに踏み出す最適な年齢と言っても良いかと思います。
25歳の転職がベストタイミングな理由
25歳は以下の理由から、企業の採用ニーズが強い年齢であり、企業にも応募者にもメリットがたくさんあります。
■第2新卒枠(大卒後入社3年以内)として応募できる
■今後の活躍に期待したポテンシャル採用が可能
■3年続けた忍耐強さと経験・実績を評価してもらえる
■年収を低く抑えてのびしろのある若手を採用できる
■転職に失敗しても再挑戦がきく
■まだ会社の色が付きすぎていないので教育しやすい
■即戦力を求める中途採用でも25歳くらいまでならスキルが無くても問題視されない
■25歳までの転職ならば未経験、経験問わず幅が広い選択肢がある
きっちり25歳でなくても、20代半ばを目安として社会人としてのベースができている若手を採用しようとする企業はたくさんあります。
また、業界や職種によっては“未経験者”の場合、25歳をデッドラインにしている企業も多々あります。
例えば、マスコミ・エンタメ業界の企業は顕著です。
「アシスタント○○」など、アシスタント職はほとんどの企業が「未経験者は25歳くらいまで」と考えています。
やる気と強い思いがあっても、年齢により断念せざるを得ない職業は残念ながら存在します。
25歳で転職しないほうが良い人
いくら25歳が転職がベストタイミングだと言っても、みんながみんな当てはまるわけではありません。
特に下記ような方は転職を安易に進めることはできません。
■今の仕事がつらいだけでキャリアビジョンがない人
→逃げの転職はネガティブな印象で、そもそも希望する転職できないかもしれません。
転職してどうなりたいのかを明確にしたうえでの転職をお勧めします。
■現在の年収を絶対に下げたくない人
→特に異業種への転職では現在の年収を下回る可能性が高くなります。
やりたいこと優先の場合は柔軟に対応する必要があります。
■すでに転職を重ねている人
→よほどの理由があれば別ですが、根気がない人と見られる可能性があります。
少し立ち止まって将来について考えたほうが良いかと思います。
20代後半、30代以降でも異業種(未経験)への転職ができないわけではありませんが、確率が低くなることは意識すべきです。
実際に、「30歳で未経験職種を目指すのは難しい」と70%の方が回答したアンケート調査もあります。
25歳を目安に、キャリアアップでもキャリアチェンジでも、一緒に考えてみませんか!
<石川かおり>