一次面接にどうしても受からない!熱意が伝わらない理由
書類選考は通過するのに一次面接にどうしても受からない方がいます。
面接官からの評価は毎回同じ。
「熱意が伝わってこない」
今年3月からキャリアトレインの転職サポートをスタートした、番組制作アシスタントディレクター希望のYさん(24歳)。
「面接が苦手」ということはYさん自身もわかっていて、対策を重ねてきました。
私もYさんの第一印象は良くないと感じました。
・笑顔がまったくない(不機嫌に見える)
・挨拶がおろそか(目を合わせない)
・何を聞いても「はい」しか言わない
キャリアトレインの転職サポート面談は面接ではないので、印象が良くないからと言って終わるものではありません。
どうしたらYさんの良さを引き出すことが出来るか、私も力を振り絞りました。。。
そうすると、Yさんの印象はみるみる良くなっていき、内定を得る方達と遜色ありません。
なのに、、、企業の面接になるとYさんの良さが出ないがもどかしくて仕方がありません。
参考:2020年5月11日ブログ「面接は最初の3秒で決まる」のリアル
ある企業の面接官にこんなことを言われました。
「本当はこんな方じゃないと思うのですが、大事な面接で伝わらなくては意味がない」
確かに、人生の大事な場面で「面接が苦手」「出来ない」の連続で終わってしまっては、本当にやりたいことなのか疑問も出てきます。
ただ、人には得意不得意というものがあります。
これまでに面接で熱意や気持ちが伝わらないという方には、下記のようなパターンがありました。
面接で伝わらない人の特徴
■単に気持ちがない
本当にやりたいことではなかったり、心から熱意があるわけではない場合、伝わらないのは仕方ありません。
■人見知り
結構多いです。初対面の人と話すことに対して抵抗があり、表情も暗くこわばってしまい損してしまいます。
■口下手
思っていることがうまく言葉に出来ない。饒舌であれば良いわけではないので、たどたどしくでも伝える努力が必要です。
■感情表現が出来ない
喜怒哀楽があまりにも伝わらないと、何考えてるかわからなくて非常に話しづらい印象を与えます。
■プライドが高い
面接官にへりくだれとは言いませんが、「お願いします」が言えなかったり、頭を下げることが出来ない。
■遠慮し過ぎる
「こんなこと言ったら変かな?」「今話して良いのかな?」と相手の顔色をうかがい過ぎて自分を出せない。
■アピールポイントがわからない
熱意と言われても、何をアピールすればよいのかわからない。(エージェントとのカウンセリングで解決します!)
■生まれつきコミュニケーションが困難
医者ではないので診断したわけではありませんが、他人との意思疎通が生まれつき困難な方がいます。
面接で気持ちを伝えるには?
熱意の伝え方や口下手などを治す方法はあると思います。
声を大きくとか、最初に元気に挨拶するとか自信を持って!とか。。。
しかしどれもやっつけで、その場しのぎに過ぎません。
もし採用になって仕事が始まったら?
社内外の人たちに対して、また伝わらないの繰り返し。
私の知り合いのビジネスパーソンに何人かいるのですが、普段は全然しゃべらないし、感じの良いタイプではないのですが、仕事になると真逆。
自分の仕事が好きで誇りを持っているからこそ、気持ちよく仕事が出来るよう人と接することが出来るのです。
オンとオフの切替と言ったら簡単に聞こえますが、それが出来なくては仕事にならない。
社会人経験を積んでいけば無理が自然になってくるものです。
面接が苦手、何が良くないのかわからないという方は、キャリアトレインのような就職・転職エージェントなど第三者からの意見を取り入れることをおすすめします。
面接だけの為にやっつけで対策するのではなく、長い目で見て改善点を見つけていきたいと思います。
<石川かおり>