タレントマネージャー志望者必見!「現場でタレントさんのそばにいる事がマネージャーではない」
9月21日(土)放送の『マツコ会議』(日本テレビ)は、タレントマネージャー志望の方に是非観て欲しかった!
潜入先は、タレントマネージャーを育成している専門学校(東京スクール・オブ・ビジネス マスコミ出版芸能学科 タレントマネージャーコース)。
生徒さん達へのマツコ・デラックスさんのアドバイスが本当に参考になりました。
見逃した方もいるかと思いますので、いくつかご紹介します。
積極性が大事
20名くらいの生徒さんが授業を受けているところに潜入したのですが、「未来のスターを生み出す仕事を夢見ている」という割には皆さんやや大人しい印象。
テレビカメラが入ってきて、マツコさんに話しかけられたら緊張もするでしょうね。
マツコさん「アタシを営業先だと思って、それで話をしないと意味がないですよ」
これに対して、手を挙げる生徒さんはゼロでした。
マツコさん「ここで手を挙げる積極性がないと、マネージャーはダメじゃない」と喝。
さらに、先生が選んだ男性生徒さんとのやり取りでは、、、
マツコさん「グイグイいける?」
生徒さん「あっ、いけないです」
コラコラって感じの笑いは取れましたが、実際にタレントマネージャーとして働くのであれば積極性がないのは致命的ですよね。
それはマネージャーとは言わない
とは言え、積極性が大事なのは生徒さん達はきっと理解しているはずです。
しかし、生徒さん達が口にしたこんな相談に対して、マツコさんは大きな勘違いであるとアドバイスしました。
生徒さん「タレントさんによって求めていることは違うと思うんですが、どうして欲しいのかわからない」
マツコさん
「タレントさんの身の回りの世話を上手くできるか気にしてたらダメ。怒られながらやり過ごせばいい。あなたたちが目標にするのはその先なのよ」
「身の回りのお世話をしているマネージャーは、マネージャーとは言わないのよ」
「仕事の話により密に入ってきてる人たちを、スタッフはマネージャーとみなす」
キャリアトレインの就職・転職サポートには、タレントマネージャー志望の方からの応募が多数ありますが、ほとんどの方がタレントの身の回りの世話をするのがマネージャーの仕事だとおっしゃいます。
マツコさんがこの流れの最後にお話したことは、多くのタレントマネージャー志望者が勘違いしていることかも知れません。
マツコさん「現場でタレントさんのそばにいる事がマネージャーだと思わない方がいいわよ」」
自分の人生を捧げる
マツコ会議の出演者である石原プロデューサーがタレントマネージャーに求めることをこんな風にお話していました。
「何度か来た方が顔は覚える。あとはタレントさんの面白エピソードをいっぱい持ってこないとね」
マツコさん「昔はグラビアの子がいっぱいだった時、マネージャーさんが朝までその日の反省会と、次の日の番組の傾向と対策をやってたってよく言うよね」
それだけタレントさんのことを知り、全力を傾けるのがタレントマネージャーの仕事です。
マツコさん
「タレントさんに対して、愛情を持ってるマネージャーさんのほうが圧倒的に強い。本当に「そのタレントさんを売るんだ」っていう、自分の人生を捧げている人のタレントさんは成功してる可能性が高いよね」
「もし本気でマネージャーの世界で成功しようと思ってるんだったら、いかに自分の人生を捧げる事が出来るかだね、タレントさんに」
生徒さん達はメモを取りながら真剣にマツコさん達のお話を聞いていました。
2年制の専門学校に通っている生徒さん達にはとっくにわかっていることかもしれません。
ただ、実際の人気タレントや現役スタッフからのお話はリアリティがあって勉強になったのではないでしょうか。
タレントマネージャーとして就職・転職を希望する求職者の皆さんも是非参考にしていただければと思います。
≪石川かおり≫